続けてきたことについて
僕の活動を素敵なページに掲載していただいた。
「Creators Mall」というサイトで、オーナー・小芝まくらさんの想いと愛情が詰まったサイト。
掲載するにあたって、運営費などは一切徴収していないそうだ。
少しでもクリエイターに還元できれば……という想いがないとできない仕事だと思う。小芝さんは愛と勇気と優しさの塊で、まるでアンパンマンみたいな方だ。
こういう優しさの輪がどんどん広がれば素敵だなと感じる。
ちなみに、僕のページで《本棚》としてこのnoteを紹介していただいているのだが、脚本は「LALL HOSTEL」だけしか載せていない。
今後、過去作品もここに載せていこうと思う。
そんなアンパンマンサイト・Creators Mall、是非1度覗いてみてください。
出会ったことのない素敵なクリエイターさんたちが『続けてきたこと』に触れてみてくれたら嬉しいです。
そしてもう1つ。
所属している団体・劇団ロクタクの旗揚げ公演「他の6人」が【門真国際映画祭2020】舞台映像部門・ 第1次審査を突破した。
6人のメンバーで旗揚げした団体。
劇団ロクタクの公演はこれまで2作品を上演。
その後2人が退団・1人が引退。
現在メンバーは3人。
ちょうど、半分。笑
僕らは決して仲が悪いわけじゃない。他の団体がどうなのか知らないが、むしろ仲よさそうに見えるらしい。良い年した大人の男の集まりだし、取っ組み合いのケンカなんて起こったことない。仲が良い自覚はあまりないが、プライベートで家族ぐるみの付き合いがあるような団体ではある。
そんな6人で、『メンバーだけでやれる作品』を作りたくて始めた団体。
メンバーだけで作品が打てるのは、(それがカッコいいかどうかは別として)誇らしい要素だったりする。
けど、正直6人だけでやる公演は金銭的負担も仕事量的負担も精神的負担も時間的負担も大きかった。
どう予算を計算しても赤字だし。妥協したくないっていう気持ちに理解を示しつつ、なんとかダサくないマネタイズ方法を日々模索する。うまくいくことばっかじゃない。それでも、スタッフさんにも色々と(本当に色々と)甘えて、ヒーヒー言いながら、なんとかかんとかやれた。
よほどじゃない限り、僕はしばらくあのような公演の形式ではやりたくない。笑
それくらい妥協せずに向き合ったつもりだった。
もちろん「まだやれたんじゃないか?」と思うこともある。
作中同様「結局無名な6人でやっても無駄なんじゃないか?」とも思った。
ものづくりしてるときなんて大抵、ネガティヴとポジティヴが頭の中をぐるぐるする。(「ヴ」と「ブ」どっち?)
仲は悪くならなかったが、2回の公演を経て、それぞれの進む道は少しだけ変わり始めたのは確かだった。
どんなことでも、続けるのも勇気だし、辞めるのも勇気だ。
先程も書いたように、6人だったメンバーは3人。
6人のみでやらなかったら、あのまま6人でいられたのかもしれない。
でも、6人でやってよかったと思える。
だし、今、思えた。
賞のために作った作品じゃなくても、僕らの作品を評価していただけるのは嬉しい。
まだ大賞も決まってないのに、こんなに浸ったこと書いちゃってもう大変だけど、
6人で続けてきたことが、1つの形になった日のことをよく覚えておこうと思う。
僕らが続けてきたことは間違っていない。の、かも。
『続けてきたこと』に間違いがあれば素直に認めつつ、僕はこれからも続ける。
本編はYoutubeにて無料公開中。
チャンネル登録もお願いします。
次回作のタイトルは「ちょうど、半分」がいいな。笑