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人生ゲームを生き抜くためのカネ・コネ・ウデ

「所詮この世は弱肉強食 強ければ生き 弱ければ死ぬ」と言ったのは漫画るろうに剣心の敵役である志々雄真実ですが、僕はこれ割とリアルでそうだと思っています。

今の僕ら30代中盤はギリギリ就職氷河期抜けた世代なのですが、僕らよりもちょい上のアラフォーくらいってめっちゃ就職氷河期ど真ん中でモロに弱肉強食のあおりを食らった世代なんですよね。

で、その世代の起業家の方とかって結構きつい思いをしていた人も多くて、だからかもですがリバタリアニズム=自由主義&実力主義の人が多いようにも感じます。

ひるがえって最近はどうなのか?というと、今度はそもそもの新卒一括採用やめようぜって議論が出てきてますね。自由な実力主義・才能主義採用。。。

まぁ、もうすでに人口減少社会で働き手は足りていないので、新卒一括採用をやめて通年採用にして、できる奴から順番に即現場に入って欲しい!っていうのが社会の要請なんでしょう。

「金は無いけど仕事はあるから!低賃金で上の世代を支えるんだ!1人につき2名のご老人を、できれば3名のご老人を支えなさい!」というのが今の社会システムの本音ですかね。なかなかのブラック社会だ。。。


生き抜くための三種の神器

これはもういつの時代も変わらないから改めて書くまでも無いのですが、生き抜くための三つの大事な装備ってぶっちゃけカネ・コネ・ウデなんですよ。

カネ = 貯金や不労収入や遺産など

コネ = 仕事のツテ、太い実家など

ウデ = 専門性や国家資格や特化した個性など

実際に書いちゃうと身もふたもないですね。でも、これが現実。

カネはまぁ、頑張って貯めればいいんだけれどある程度生まれた環境で左右されちゃいます。初期1億円スタートと初期10万円スタートの差はデカイし、そもそも論で実家が都内近郊にあるかどうかで差が出がち。

コネは最初から持っている人もいれば、カネでコネを作ったり、ウデでコネを作ったりして変換可能。

ウデはこの中で一番自分自身にくっついて来る属人的なヤツですね。みんなゼロスタートで、鍛えた分だけ強くなる。もっとも、鍛えたジャンルが沈むと全く使えなくなる場合もあります。川の水くみLv.20とか都市生活だと価値ほぼないので。

あとこれまた身もふたもないけど、ウデの伸び率は遺伝で係数が決まります。特に運動神経とか身長とか容姿は遺伝しがち。(あくまでも係数だから、元の数自体は自分のがんばりですけどね。。。)


で、資本主義社会でのサバイバルっていうのはカネ・コネ・ウデの三つをどう育てて循環させるかのゲームみたいなものです。

そして、カネを初期装備で持っている組はコネもセットで持っている事が多いです。なにそれずるい!って思うけど、カネ・コネ・ウデは循環してるので3つのうちどれか2つを揃えると自然と3つ揃って回せるようになるんですね。

そうやって見直してみると、自分には何がどれくらいあって、どこを補完したり変換していくのがいいのかがわかると思います。


4つ目の装備=チエ

ここまで書くとカネとコネを持って生まれた状態じゃ無いとほぼ無理ゲー確定なのですが、大丈夫です。逆転可能な要素として4つ目が用意されています。

それがチエ(知恵)です。

チエは一種の還元レートに変数をかけられる切り札みたいなもので、普通に生きていると10のウデは10のカネにしかならないのですが、チエを上手に使うと10のウデが30のカネ+20のコネになったりする感じです。

こうみるとチエ最強じゃん!!!ってなるのですが、最初の資本がショボいと大きくするまで時間もかかっちゃうので、長い目でみるとチエ伸ばすのは正解ですが即効性は少なめ。そして、カネとコネの物量で押し切られるとあっさり負けたりします。世知辛いね。。。


サバイバルの戦術を考えよう

もうだいたいわかってもらえたと思いますが、このゲームを生き抜こうと思うといくつかの定石がありそうなんですよね。

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1.カネ、コネで押し切るパターン
初期装備である程度のカネとコネを持っていれば、それを回して物量で押し切って逃げ切るパターン。王様や貴族の資本家戦略。

2.ウデ→コネとカネに変えつつ増やすパターン
庶民としての王道ルート。貧弱な初期装備をウデを鍛えて地道に循環させて成長スパイラルに乗せる。鍛えたウデのジャンルが沈むと詰む可能性もある。。。

3.コネ一択の全振り
あらゆる状況をコネで通す、外交・処世術特化。コミュニケーションスキルと根回しを元に、人たらしとして生き抜くルート。

4.チエ&ウデで効率よく成長
僕はこれがオススメ。ウデを鍛えつつチエで変換倍率をあげて、カネとコネに効率よく変えていく。もちろん鍛えたウデのジャンルが沈むとヤバイのだけれど、チエで倍率をあげておけばゼロからウデを鍛える振り出しに戻ってもサバイブ可能。

5.チエだけひたすら伸ばして一発逆転
別名、天才発明家コース。チエだけひたすら伸ばしまくれば、1のウデでも1000のカネとコネにできる。極めると最強だけれど、たどり着く前にゲームオーバーになる可能性も高い修羅の道。。。

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こんな感じ。

上にも書いたけど僕は4番がオススメなんですが、これって単独=ソロプレイの場合。

実際の社会はソロプレイだけじゃなくてチームプレイもできるから、ウデ特化型とチエ特化型で組んでニーズが時代にマッチすれば一発逆転できたりもします。

チーム戦術になるとどんどん複雑になるけれど、まずはソロプレイでどんな感じの戦い方をしていこうかな、っていうのを考えると世知辛い世の中もゲームっぽく楽しく攻略できるんじゃないでしょうか?

ここら辺、ボードゲームとかやるとPDCA回せるし失敗してもリアル人生は詰まないから色々試せていいと思います。

もしかすると、僕らは壮大なゲームをプレイさせられているのかも?願わくば、みんなが自分の戦略を自分で選んで楽しめたらいいのにね。負けて悔しがることも含めて。


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ヤマシタ マサトシ
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