ドブ板営業のススメ
フリーランスや副業で仕事が欲しい〜!!!となったときに、まず最初に何をしますか?
知り合いのツテ?
ネットで検索してクラウドソーシングに登録?
それともtwitterやnoteで仕事募集中とか書いてみる?
いっそ目星つけて飛込み営業や電話かけたり?
それとも異業種交流会とか行ってみる?
これ、本当にはじめの一歩って人それぞれで、独立しても打開できずに出戻ったり転職したり色々。
でも、フリーランスでデザイナーとかイラストレーターとかを目指す場合って基本的には営業力抜群なタイプじゃない事が多いんですね。
実際、僕も営業力は下の中くらいだと思っています。
意識してだいぶ改善されてはきたけれど、本職の営業さんと動くと動き方やお客さんへのケアの手厚さ、意識の違いに驚きます。
それらも踏まえて、個人的な主観ですがさっきの列挙した最初の行動をもう一度整理します。
知り合いのツテ
(成功率:高 報酬:低〜並)
いわゆるご祝儀案件ってやつで、独立一発目には仕事をもらえる事が多いです。ただし、リピーターにはなりづらい。ここで一発成功させると芋づる式に他の仕事もくる場合がありますが、確率は低め。
でも、これってスタート時のボーナス案件みたいなものなので、とりこぼさずにキッチリ回収がオススメです。まずは自分の周りの人に喜ばれる体験から。ただし報酬は足元見られすぎて格安で請けると友情が崩壊するので要注意。
ネットで検索してクラウドソーシングに登録
(成功率:高 報酬:低)
クラウドソーシング系のサービスへの登録は簡単ですし、仕事も山ほどあるのでエントリーすればどこかしら引っかかるでしょう。
ただし、未経験者とか誰でもいい仕事を振っている場合は、報酬も格安。そして何より、実績としては使えないレベルの雑務感。。。
将来性があるかというとかなり微妙なレベルな事が多いです。まれに砂金みたいな案件があるっぽいですが、すでにハンターのような嗅覚を育てた先行者が総取りしています。
ちなみに、ビジネスの場合は楽に始められることを参入障壁が低いと言いますが、クラウドソーシング系は参入障壁が低いです。つまりどういうことか、考えたらわかりますよね?
twitterやnoteで仕事募集中とか書いてみる
(成功率:低 報酬:低〜並)
いわゆる向こうから仕事が来るのを呼び込むタイプの方法。情報を拡散して向こうからの自発的なアクセスを待つ手法はインバウンドマーケティングと呼ばれるものです。
これ、実は営業に出向くタイプのアウトバウンドマーケティングに比べて、的確な効果を出すのは難易度が高いです。
そもそも論で、実績もろくになり新人に指名で依頼を入れるのをどう納得してもらうか?が肝心です。
例えば365日の間、毎日作品をアップし続ける。耳目を集められるエッジの効いたネタを投稿し続ける。地道さや謙虚さ×相反する派手さやおもしろさが必要です。
あ、もしもあなたが各種SNSで1万フォロワーとかいる場合は話は別です。その場合はこれ以上ない営業手段の一つになります。
いっそ目星つけて飛込み営業や電話
(成功率:低 報酬:並〜高)
古典的な営業方法です。でも、これ実はかなり有効です。
でもこれって恋愛でいうとナンパに繰り出すレベルで心のハードルが高い。難しいですよね。。。
某社さんなんかはビル倒しと呼ばれる目星つけたビルの上から下まで全てのフロアに突撃営業をかますスタイルがありますが、じゃあ今日はあのビルとあのビル行こっか♩といけますか?
電話営業もまず話を聞いてもらえるまでが大変ですし、何度も切られると心折れそうですよね。テレアポとかのバイトでもキツいのに、自分の売り込みなんて。。。
しかし、いつの時代もリアルな営業こそ突破力があるのは間違いないです。大事なのはちゃんと仕事が流れてきそうなところに目星をつける事と、飛び込む勇気。
まずは自分のしたい仕事が、どこで生まれてどう流れて依頼されているのかを考えましょう。ヒントは上流にあります。
異業種交流会とか行ってみる
(成功率:? 報酬:?)
僕も数回しか行った事ないんですけど、ぶっちゃけ意味がないのでやめました。
なんというか、名刺を交換する会みたいになってるんですよね。
そもそも、本気で何か仕事をしている人には目的意識や共感なく交流している暇はない。同じ交流なら共感できる事が優先されるので、異業種交流会とか名刺交換会とかよりはまだ同業者の集まりや趣味の集まりの方が可能性あります。
おまえがさがしているのはキョドりながら名刺を交換しあう仲間なのか?それとも、覚悟をもって事業を起こそうとする仲間なのか?いく場所は異業種交流会じゃないだろ。交流してる場合じゃねぇ!って事です。
大事なのは選択肢を用意して一気にやること
前にもちょっと書いたんですけどね、プロフィールに仕事募集中とか書かなくてちゃんと情報発信と実績作りをしていれば仕事は来ます。
でね、仕事が欲しいと思ったときに大事なことって、どうやったら仕事が手に入るかを30個くらい考えて、それ全部一気に着手するんです。
30個完了する前に仕事とれますよ。
30個やっても仕事とれない場合はニーズがそもそもないか、求めているハードル=報酬や業務内容が高すぎるかです。
大事なことだからもう一回言いますね。選択肢を用意するんです。30個くらいの選択肢を。
あみだくじみたいなルートを組んで、どれが正解かはわからないけれど、たくさんの道を持っておけば一個失敗しても次にいける。そこが大事なんです。
特に最初の一歩なんて、いきなりうまくいくハズはないんだから。ちょっとやってうまくいかなくて心折れる事は多いので、まずは最初の成功体験を掴むまで一気に選択肢を用意してドミノ倒すみたいに30個全部倒して行く。
ここら辺、今度フリーランスデザイナーの虎の巻で僕が試して来た営業方法30個を書こうかな。
読んでいただいてありがとうございます。
「♡」を押すと、明日の更新の予告が出ます。
オマケのある時はたまにオマケ予告も出ます。