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みんなの卒展2020

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騒動により卒業制作の流れてしまった、卒展以外に巡回展を企画していたのに実施できなかった、卒制をもっと見て欲しい学生さんの卒業制作noteを集めます。 ハッシュタグ #みんなの卒 …
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#わたしの卒業制作

Design me

常葉大学造形学部の望月琴未です。 大学では、UXデザインを中心に学び活動していました。 今回私は「Design me」というプロジェクト名のもと、卒業制作/研究をすすめました。「私生活のデザインプロセスを解明する」という主旨の卒業研究及び制作です。 1.この研究を始めたきっかけこの研究を進めようと思ったのは、来年からデザイナーとして、異分野の人たちと共創(デザイン行為を)していく機会が多々あるんだろうな、と漠然と考えていたことがきっかけでした。 デザイン行為に抵抗があっ

卒業設計 Graduation Design

東海大学 工学部 建築学科 卒業設計の内容についてまとめました。ご意見等ございましたら、気軽にコメント下さい。 私の所属していた研究室(東海大学 野口直人研究室)では、「自身の興味の共通点からその構造(成り立ち)を分析し、建築設計を通じて如何に社会に対して価値創造する事ができるのか」を研究室理念として活動しています。私の卒業設計もこの理念に沿って、興味の分析を通して設計に落とし込んでいます。 Title: 新宿ケモノマチ -人の軌跡から生まれる街のかたち- 卒業研究のコ

結婚と生き方について

作品名【結婚と生き方について】 作品形態:映像インスタレーション(5:32) 内容:実写映像/アニメーション/水彩イラスト 等 今の日本で生きていく上で、"結婚や生き方の固定概念"にプレッシャーや違和感を感じている人たちへ向けて、1歩踏み出すきっかけになってほしいと思い、制作しました。 (2019年度日本大学藝術学部デザイン学科卒業制作webサイトの個人ページです)

「若者ことば」は良いもの?悪もの?

「若者ことば」はオトナに良くないイメージを与えがちです。 しかし、若者にとって「若者ことば」はコミュニケーションを楽しむツールでもあります。 そして日本人は昔からことば遊びをすることで新たな文化を創ってきました。 江戸時代の人々が楽しんでいた、絵のなぞなぞ「判じ絵」で「若者ことば」を表すことで「若者ことば」の文化性と面白さを訴える作品を作りました。それが私の卒業制作 「令和問答八十八次」

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卒制でカラフルなゴミ屋敷を作りました 写真

卒制でカラフルなゴミ屋敷を作りました

ヤマシタマサトシさんの #みんなの卒制 に応募させていただきます。 #わたしの卒業制作 にも応募いたします。 タイトル:「THE VIVIT HOARDER」 捨てられない病の人のことを英語で「hoarder」と言います。私の母親がhoarderで、近所ではゴミ屋敷と囁かれる家に住んでいます。実際に私も物を溜め込んでしまう傾向があります。他人から見たらゴミだけど、hoarderにとっては思い入れがあり捨てられない物。彼らには些細なゴミも生命力に溢れて見えているに違いま

卒業制作『HELLO BABYs』ができるまで

こんにちは。Arishiです。2020/01/23-26に開催した多摩美術大学統合デザイン学科卒業・修了制作展2020では多くの方にお越しいただきました。本当にありがとうございました。 今回はそこで展示した作品『HELLO BABYs』の制作の過程をまとめようと思います。 今まで制作した作品はこちらから 『HELLO BABYs』作品紹介赤ちゃんの行動の一部を抽出し、スマートフォンで表現した3部作品 一見何の関係性もないように思われる赤ちゃんとスマートフォン。 しかし、赤

卒業制作「FLAT STOOL」

追記:2021/01/29 作品名をメントリスツールズからFLAT STOOLに変更しました。 作品概要 「斜面取り加工を用いた同じ規格から異なった造形が立ち上がる4種類の折りたたみスツールのデザインと制作」というテーマで私は卒業制作にあたりました。 これらのスツールはいずれも折りたたまれるとすべて幅40cm奥行き40cm、厚さ6cm程の正方形の板にしまわれます。 側面4面が全て閉じられたスツール2種類と側面が半分だけ閉じられたスツール2種類のぞれぞれを構成するパーツ

卒業制作 アニマルタクシー配車サービス”ZOT”を解説してみた

はじめまして。桑沢デザイン研究所夜間部2年のmasaです。 卒展で展示予定だったWebサービス制作課題について、展示が中止になってしまったこともあり、ここに記そうと思います。 私が制作したアニマルタクシー配車サービス”ZOT”は、「タクシーをタノシク」がコンセプトです。働く子育て世代をターゲットに、大人も子どもも楽しめるタクシー配車サービスを考えました。 トップ画は可愛い感じですが、制作プロセスは考えを積み上げて作っていったので、思考プロセスをメインに書いていきます

患者の意思決定を支援する「俯瞰型」リーフレットの制作

東海大学デザイン学課程の仙田です。 卒業研究で、医療分野におけるデザインの実践を行いました。 そこでやってみてわかったことについて記してみたいと思います。 みなさん、病院でお医者さんに治療の説明をされる時って、話がよく分からなくても、なんとなくとりあえず頷いてしまうことってありませんでしたか?(僕はそうでした) しかし本来は患者がきちんと説明内容を理解して、自分の意思で同意することが求められているはずです。 そこで僕は、患者が自ら治療や検査の判断ができるように、医師がわ

Twitterで卒制を公開した本当の理由

私が在籍している桑沢デザイン研究所の卒業制作展『桑沢2020』の中止が決定した翌々日の2/28、私の卒業制作の作品画像をTwitterへ投稿しました。 今回このツイートをするにあたって、投稿するか一日中悩んだし、投稿するツイートが完成してからも1時間以上悩みました。 #桑沢2020 というツイッターでの作品公開をした理由や、自分が思ったこと、思っていることを書いていきたいと思います。 自分の作品をツイートしようと思った理由投稿後しばらくしてバズり、ツイートした理由をプロ

知っているようで知らない「あの人」

なんとなく知っているけど、なんとなく知らない気もする。全く知らないわけではない。友人との会話に出てきたり、職場の人との会話に出てくる「あの人」。 そんな「あの人」の存在に注目するようになったのは、卒業研究での取り組みでの気づきがもとになっている。 以下では、僕の卒業研究の取り組み(時系列)と卒業研究について(なにをつくって、なにがわかったのか)を書いた。 1.S保育園との出会いことの始まりは、「S保育園」の理事長の方から、僕が所属している研究室の先生である富田先生にきた

卒制「お菓子な広告糖」

初めまして、双葉です。 私は阿佐ヶ谷美術専門学校の3年生で、 グラフィックデザインを学んできました。 そして、先日卒展が無事終了しました。ででーん ちゃんと開催されたのですが、あまり名の知れた学校でもないですし、高校の友達が一人来てくれただけであっけなく終わってしまった気がしました…。(ただ単に友達が少ない) そこで見つけた #みんなの卒展 という企画。 「半年かけて作る作品なんて最初で最後かもしれないよ」 なんて先生が言っていました。 その半年……と3年間の