人生はオーディション―選ばれる人になるための思考と行動
こんにちは、江上治です。
先日、私が主催する講座やイベントをサポートしてくれている「ドラちゃん」こと森戸さん、そして弊社の笠井と食事をしました。その席で話したのは、「人生はすべてオーディションである」という考え方です。私は常に「選ばれる人でありたい」と意識し、行動してきました。この意識こそが、成功の大きな要因だと確信しています。
「選ばれる人になる」とは具体的にどういうことなのか。私が富裕層向けに執筆した『年収1億円思考』シリーズでも触れていますが、成功者やお金持ちが最も嫌うのは、自分の時間を奪われることです。お金よりも時間を大切にし、24時間という限られた資源をいかに効率的に使うかが、彼らの価値観を決定づけています。
たとえば、私が親しくしている平林会長は「川口湖 音楽と森の美術館」で定期的にイベントを開催しています。コロナ禍で集客が難しい状況だった際、私は3年間で延べ100名以上の経営者をこのイベントに招待しました。会長から「集客してほしい」と直接頼まれる前に、彼の困りごとを察知し行動したのです。このような「察知力」や「準備」が、成功者との信頼を築く鍵になります。
これらの行動は、20代の頃に徹底的に叩き込まれた教えに基づいています。「上司に恥をかかせるな」「上司がやりたくないことを即座に察知し自分がやれ」。相手の行動を観察し、何を嫌い、何を求めているのかを想像する力が求められるのです。成功者と良い関係を築くには、相手の立場に立ち、何が貢献できるのかを深く考えることが必要です。
人はお金を奪われることよりも、時間を奪われることに強い嫌悪感を抱きます。だからこそ、相手の時間を無駄にしない配慮が、信頼関係の構築において重要です。
人生は常にオーディションです。相手の立場に立ち、その人のために何ができるのか
を考え抜くことが、成功への第一歩になります。「時間を奪わない」という意識を持つことで、良好な人間関係を築く基盤ができます。この考え方を実践することで、あなたも「選ばれる人」として信頼され、豊かな人脈を築けるでしょう。
PS
選ばれる人材について書いた記事は過去もあるので、ぜひこちらも参考にしてください。
https://en-biz.jp/archives/752