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行動する前に目的と手段を―成功を引き寄せる「選択」の力
こんにちは、江上治です。
私が先日Facebookに投稿した「行動すれば良い」という言葉について、今日はその本当の意味を掘り下げたいと思います。「とにかく行動すれば良い」とよく耳にしますが、本当にそれだけで良いのでしょうか。確かに行動することは気分を高めたり、落ち込んだ気持ちを和らげる効果があります。しかし、行動することで必ず成果が出るわけではありません。
私がよく受ける相談の一つに、「出版をしたいがどうすれば良いか」というものがあります。その中で、「出版パーティーに通えば良い」というアドバイスを受け、実行した結果、疲弊してしまったという人も少なくありません。交通費や会費をかけて参加しても、人脈が広がるどころか、他人と自分を比較して落ち込むだけで、最終的には「何のためにこんなことをしているのか」と後悔してしまうケースが多いのです。
行動自体は悪くありません。ただ、それが成果につながらなければ意味がないのです。たとえば、出版を目指すのであれば、まず出版の基礎を学び、信頼できるメンターから正しいアドバイスを受けることが重要です。その上で行動を起こせば、目的に直結した成果を得られる可能性が高くなります。行動を始める前に、目的と手段を明確にすることが必要なのです。
私自身も若い頃に多くの失敗を経験しました。準備をせずに事業やプロジェクトに飛び込み、時間とお金を浪費してしまったことがあります。しかし、その失敗から学んだのは、「行動する前に、正しいメンターを選び、そのアドバイスをもとに準備を整えること」の大切さです。
成功者に共通しているのは、目的に向かうための適切な手段を選んでいる点です。行動すること自体が悪いのではありませんが、ただ闇雲に動くだけでは結果にはつながりません。たとえば、出版を目指すなら、信頼できるメンターに相談し、基礎をしっかり身につけた上で出版パーティーに参加し、人脈を築くという順序を踏むべきです。目的が明確で手段が正しい行動には、必ず成果が伴います。
もちろん、即行動することが正しい場合もあります。しかし、それは目的と手段が整っていることが前提です。行動する前に、「この行動は何のためか」「この手段は目的に合っているか」を考えることが重要です。信頼できるメンターのアドバイスを受け、自分の行動を戦略的に選ぶことで、無駄な努力や浪費を避け、確実に成果を手にすることができます。
行動そのもの
は間違いではありません。しかし、行動に「目的と手段」を持たなければ、それは無駄な労力になりかねません。次に行動を起こす前に、自分の目的と手段をもう一度見直してみてください。それが、あなたの成功への第一歩になるはずです。
PS
目的と手段に関しては「年収一億円人生計画」を土台に書いたこの記事も参考にしてください。
https://en-biz.jp/archives/627