別の意味で衝撃的だった… | 「いなくなっていない父」(著:金川晋吾)
こんにちは
イデアレコードの左川です。
先日、新宿の紀伊國屋書店で大人買いした本の中に「いなくなっていない父」(著:金川晋吾)があった。とはいえ、買ったはいいものの気分的にどうしてもなかなか読むには至らなかったのだが、翌日を気にしなくていい土曜の夜ということもあり一気に読んだ。
父と自分に関することを延々と描き続けるということは自分では到底できないと思う。
自分の気持ちのちょっとした変化を語ることは、すぐに忘れてしまう自分では無理だ。自分の中での葛藤や対話的なものを語ることは、気持ちを表す語彙が足りない自分では無理だ。自分の家族について赤裸々に語ることは、恥ずかしがり屋の自分では無理だ。
本書ではいなくなっていない父とひたすら向き合った詳細な経緯が続いていく。だが、自分としては最終章が衝撃的過ぎた。。。
一体、これは何なのだ?
それまで延々と語られてきたことのすべてが吹っ飛んでしまった…
ある意味、今年一番の衝撃作であった。
興味のある方は是非、最初から1ページずつ飛ばすことなく読んで欲しい。