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Episode of コーチング (思い込み編③)

 僕の職場の店長は非常に変わった人である。

 いつも落ち着いていて、怒っている姿を見たことがない。急いで何かをしている様子もなく、走っている姿も見たことがない。とにかくいつもペースは同じで、乱れたところを見たことがない。

 店長と話をしていると自然と心が落ち着き、いつまでも話をしていられる。そんな店長がいつも言う口癖がある。「そうしようとしている自分がいる。全部君自身がしたことだ。」つまり、自分自身に起きたことは全部自分が選択して起こしていることである。この考え方どっかで、、、あっ、アドラー心理学だ!!とすぐに気が付いた(店長自身は違うといっているが笑)。

 この考え方を知った時は初め、そんなことあるのかよと思った程だ。自分が怒るのも、笑うのも、愚痴をこぼすのも全て自分自身が選択していると。しかし、実際店長に言われると、なるほどそうかもしれないと思うようになった。しかし、実際にそう思考したら悪い選択をしてしまう。何かあると自分が選択するのはいつも、周りに対する不満や憤りだ。それが愚痴となって出てきて、相手を傷つけ、自らをも傷つけてしまう。

 そんなことに悩んでいた時、店長からある一冊の本を渡された。浅見帆帆子著の「あなたは絶対!運がいい」である。その本を一読して確信した。僕は運がいいと思い込む!そしてその運を呼び込むのも自分自身であると。運がいいから店長と仕事をすることになり、また自分から連絡をしてMihoko先生と9年ぶりに再会し、コーチングのセッションを受けることになった。つまり、思い込みのプラスの力である。僕は運がいいと思い込んで行動するからいい結果になるのである。

 それからというものの、僕は人の悪口は言わない、チャンスだと思ったら飛び込んで見る。その選択の結果、ここ半年ほど心が少しずつ豊かになってきており、身の周りの状況がいい方向に変わりつつある。

 思い込みも、考え方次第では素晴らしいなと思った次第である(笑)   完

                                 Takuya

 Mihoko先生に質問です。

 Q:先生が最近感じた運がいいなと思った出来事を教えて下さい笑

 A:すてきな質問をありがとうございます。
 
これは、運が良いと言うよりは、ついてるなぁと言う出来事でもよいでしょうか。
 
2022年の今夏、Mexicoからの帰りの飛行機の直行便のシートが、エコノミーからなぜかプレミアムシートに変更されていて快適な空の旅が出来たこ
と・・です。
 
いずれにしても、なぜ予約シートのアップグレードが起こったのかを私は遡って要因を見つけようとします。このついている出来事の偶発的誘因を探すのです。このような行為は重要です。これはソリューションフォーカスアプローチ(SFA)の考え方です。
 
自分は運がいいと感じている人の共通点としてよく言われていることを紹介します。
 
1、 偶然と思われるチャンスに巡り会う。
2、 不運だと思われることをいつの間にか幸運に変える。
3、 いつも良い予感をもってワクワクして生きる。
4、 新しい経験に飛び込める。
5、 時が来たときにはすぐに決断する。
 
逆に運が悪いと思っている人の共通点とは、、
 
1, チャンスに気付かない。
2, マイナスな人間と繋がりを持っている。
3, タイミングを逃す。
4, いつも悪い予感を持っている。
5, 新しいことに否定的。
 
う~む、“運が良い”と思い込むことも大変だなぁ~と思います。
 
Mihoko

Mihoko先生ありがとうございます。しかしまあ、帰りの便の奇蹟、なぜ起きたのかすごく気になりますね笑


 

 


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