「資料作成の裏側、全て見せます!」CASE2『0ベースから複数ページ資料を作成』【後編】
前回に引き続き、今回も『0ベースから複数ページ資料を作成』というテーマで、資料作成の工程をお見せしていきます。
なお、前回の記事をご覧になっていない方は、まずはそちらをご覧ください。
「資料作成の裏側、全て見せます!」CASE2『0ベースから複数ページ資料を作成』【前編】
前回は、資料作成の「構成」にあたる部分をご紹介しました。今回は、「デザイン」部分に関して、詳しく見ていきます。
また記事の最後には、プレゼントもご用意しておりますので、楽しみにしていてくださいね。
では、いきましょう!
STEP4.必要な素材を集める
「構成」パートが終わったら、いよいよデザインに移っていきます。
はじめに、必要な素材を集めるところからスタートです。
ここで大切なことは、「もう一度、資料を作る目的に立ち返る」ことです。
というのも、「デザイン」のパートを進めようとすると、多くの人がキレイなデザインを作ることばかりに目がいきがちで、資料を作る本来の目的を忘れてしまうからです。
極論、相手にこちらの意図が伝わりさえすれば、表現方法は自由です。ですから、すべてのデザインを0から作ることにこだわらず、世の中にある便利なツールを目的に合わせて使っていくこともおすすめです。
例えば、私が今回作った資料は、オンライン上で口頭での説明も交えながら使用するものでした。そのため、より一層見映えを重視して、イメージを持ってもらいやすい資料に仕上げることを意識しました。
その結果、自分で0からスライドを作るよりも、既にあるものを使った方が目的を達成しやすいと判断し、今回は資料テンプレートサイト「slidesgo」のものを使いました。
使用テンプレート:
https://slidesgo.com/theme/retato-slideshow#search-retato&position-0&results-1
細部の作り込みについては、次章で紹介します。
STEP5.各ページを作り込む
いよいよ、各ページを作り込んでいくステップです。ここまでくればもう一息ですので、最後までお付き合いください!
では、いくつかページをピックアップして、Before & After形式で細かく説明していきます。
①タイトル
まずはタイトル部分です。
Before & Afterはこちらです。
この部分では、下記2点を変更しました。
・フォント
→柔らかい印象だけど砕けすぎない、「筑紫A丸ゴシック」を使用しました。
・画像
→資料作成のイメージに合うようにパソコンのアイソメトリックの画像にしました。
②自己紹介
次に、自己紹介の部分です。
Before & Afterはこちらです。
この部分は元々の画像を活かしつつ、構成段階でまとめた文章を元に、自己紹介文を書きました。
・構成段階
①ハイブリッドワーカー
②担当内容
③資料作成の悩みを解決
④得意なこと
↓
・自己紹介文
東証一部上場企業で資料作成業務を担当&フリーランスの資料作成コンサルタントとして、活動するハイブリッドワーカー。会社では、社長や役員の提案書や社内資料を担当。制作の中で培った企画構成力と理解しやすいデザインで、中小/ベンチャー企業、個人事業主の資料作成の悩みを解決。『構成の組み立て』と『情報の整理』が得意。
③資料作成実績
続いて、資料作成の実績です。ここはインパクトを重視して、分かりやすいページに仕上げました。
こちらが、Before & Afterです。
④サービス内容/料金プラン
「サービス内容」と「料金プラン」のページは、以前に一枚ものの資料として作成した資料から抜粋しました。
※一枚ものの資料についても、どのように作成したかを記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
「資料作成の裏側、全て見せます!」CASE1『0ベースから1枚もの資料を作成』【前編】
⑤事例
「事例」のページは、実際の事例資料を説明した方が分かりやすいので、別紙で紹介することにしました。
このように、すべてを資料で作ろうとせず、利用シーンに応じた作成を心がけています。その他のページも、同じような流れでテンプレートを使いつつ、適宜アレンジを加えていきました。
全5ステップを経て、、、遂に!
ここまで紹介した5ステップを経て、今回の資料が完成しました!
最後に、皆さんへプレゼント!
最後まで記事を読んでいただき、本当にありがとうございます。
改めて、資料を作成するステップを振り返ってみると、下記の5ステップになります。
【構成】
STEP1.資料を作る目的を決める
STEP2.カテゴリーを決める
STEP3.カテゴリーごとに書く内容を決める
【デザイン】
STEP4.必要な素材を集める
STEP5.各ページを作り込む
ぜひ、この順番を意識しながら、ご自身の資料作成に活かしてみてください。
なお、最後まで記事を読んでくださったお礼として、今回使ったサイトの一覧をまとめた資料をプレゼントいたします。
こちらもぜひ、使い倒してください!