いい人生に必要なものとは?
「いい人生」には何が必要?
例えば、自分なりの「好きなもの」と「大切なもの」を理解して、その両方を大事に生きる。
といったことかもしれない。
好きなものは、意識しがち。
でも、大切なものを意識することも同じくらい必要だな、と最近ある映画を観て考えさせられた。
そして、子どもがもう少し大きくなったら伝えてみたいとも思った。
映画『人生クライマー』を観て
『人生クライマー』という映画を観た。
登山家 山野井泰史さんを描いたドキュメンタリー映画だ。
山野井さんは、2021年に登山界最高の栄誉といわれる、「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初めて受賞した、山界隈では有名な方。
この映画の中で特に印象に残ったセリフがあった。
山野井さんの登山仲間のひとことだが、刺さった。
ちなみに、「ふたり」とは、山野井さんと奥様の妙子さんのこと。
なぜグッときたかというと、映画の冒頭で、山野井さん自身がこう話していたからだ。
それは、好きなものと大切なものを理解し、大事にして生きてきた結果、得られた想いではないだろうか。
山野井さんにとって、好きなものは山。
大切なものは、自分の命と奥様の妙子さん。
なんだと思う。
命と妙子さんを大切にすることで、
好きな山に登り続けられている。
価値観は人それぞれなので、「いい人生」の定義は難しい。
私が思うのは、納得感だと思う。
納得できる好きなものと大切なものがあれば、それらを大事に日々を過ごしていくことで、納得できる人生になっていく気がする。
いい人生とは言い切れないが
自分に置き換えて考えてみる。
例えば、
私の好きなものは、マラソン。
大切なものは、家族とマラソン仲間。
が挙げられると思う。
家族の理解や支えがあって、今の育児期間中もマラソンの練習を続けられている。本番レースでは応援もしてくれるし、感想もくれる。
マラソン仲間は、練習方法のアドバイスをくれたり、レースで失敗したときは励ましの言葉をかけてくれる。
そんな大切な存在があるからこそ、マラソンを7年も続けられている。好きなものと胸を張って言える。
続けていることで、生きていて楽しい、幸せだと感じることも多い。
山野井さんのように「いい人生」とは言い切れないが、人生悪くない、と思う。
子どもに聞いてみたい
好きなものはなに?
大切なものはなに?
子どもがもう少し大きくなったら、聞いてみたいと思う。
なにか教えてくれたら、
大事にしようね。
とも伝えたい。
おまけ
・『人生クライマー』予告編動画↓
・山野井さんを知るきっかけになった本『凍』
手足の指10本を失うも、生還を遂げた壮絶な登山の様子が記されています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?