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経理部員が語る「noteは経理の仕事の役に立つ」

現在、1年間の育休中の私は、普段はサラリーマン。経理の仕事をしている。

自己紹介でも触れているが、私は仕事がニガテで嫌いなので、仕事に対しては「全身全霊」ではなく「半身半霊」がモットー!


ただ、そんな私にも仕事でアガる瞬間がある。


決算書で文章を書く


いきなり、カタイ単語のならびになってしまうが、「決算短信」や「有価証券報告書」といった、いわゆる決算書で文章を書く瞬間だ。

決算書は、数字だらけなんでしょ?というイメージを持たれがちだが、それだとわかる人にしかわからないので、文章でもしっかり内容がフォローされている。

経理のお仕事イメージ

経理の仕事とは、いつも机にかじりついて電卓を叩いたり、エクセルでちまちまなにかやっていたり、というのが一般的なイメージではないだろうか。かつての私もそうだった。

一方で、経理や会計の仕事には、

説明する

という性格もある。

経理・会計は、英語だと「アカウンティング」という。

「アカウンティング(accounting)」には基本的に「会計」という意味があります。

ただし、広い意味では、アカウンティングの一部として「財務状況や経済活動を説明する」ことが含まれるため、「説明」と関連づけて考えることはできます。

たとえば、企業の経理担当者や会計士は、財務諸表や報告書を通じて企業の経済状況を説明する役割を持っています。
この意味では、アカウンティングのプロセスに「説明」や「報告」が含まれると解釈することも可能です。

Chat GPTより

つまり、決算書で文章を書くということは、「説明すること」なのだ。

経理も情報発信している


経理といえば、定時で帰って、売上も上げない、そのくせなんかエラそう。と揶揄する人がいたり、そんなイメージを持たれていることも知っている。

でも、経理は決算書をつくって、社内外へ会社がいまどんな状態か、説明する。そして、インターネットを通じて、それを世の中に公開する。

つまり、情報発信している。

たとえば、広報部やマーケティング部が、インスタやXなんかで、自社がどんな会社なのかを情報発信しているように。

どのように決算書をつくっているか

さて、決算書で文章をつくるプロセスは、ざっくりこんな感じになる。

① おカネ、数字といった情報を言語化する

② ふさわしい表現、精度の高い表現を探し、文章というかたちに落し込む

③ 推敲し、固めていく

④ 開示する(世の中に発信すること)

でもこれって、実はnoteでやってることと同じなのでは?

noteでやっていること


① アタマの中の考えを整理して、言語化する

② ふさわしい表現、精度の高い表現を探し、文章というかたちに落し込む

③ 推敲し、固めていく

④ 投稿する

特に似ているプロセスは

② ふさわしい表現、精度の高い表現を探し、文章というかたちに落し込む

③ 推敲し、固めていく

だと思っている。

決算書をつくる時は、表現や言い回しなど他社様の事例も参考にすることが多く、たくさん学ばせてもらっている。

そして、noteを書く時も同じように、他のクリエイターさんの記事を参考にすることが多く、とても勉強になる。

noteでこの①〜④を何度も繰り返して、言語化の精度や、表現力の精度を高めていく。

そうすれば、決算書の文章作成の①〜④でも同じことが起きる気がしている。

まとめ

そんなわけで、noteは、「決算書で文章を書く」という経理の仕事との共通点が多く、

noteは、経理の仕事の役に立つ

と思う。

おまけ 〜経理の仕事の未来

いま、我が家でも生成AI ChatGPTが大流行中だ。

なので、妻は決算書の文章書きもChatGPTにやってもらえばいいのに、と言う。

よく言う。

実際、上述の「アカウンティング」という単語の引用はChatGPTからのものだ。
秒の速さで、最短ルートで、こちらのほしい情報や答えを示してくれる頼もしい味方。

きっと、素晴らしい仕事をしてくれそうな気がする。

でも、私は自分で書きたい。

でもいちど、試してみようとも思っている。

自分の文章 VS ChatGPTの文章

比較して、それぞれのいいとこ取りをするのも、新しい表現が生まれそうで面白いかもしれない (=^・^=)

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