アラフィフのおっさんが大学生に救われた夜
今週はずっと体調が悪い。
風邪をひいたようだが、歳のせいなのか、なかなか治る気配がない。
おまけに毎日天気も悪くて寒い。
毎週子どもと一緒に通っている、子育て支援センターにも行けず、孤独感のようなものも覚える始末。
かなり、弱気になっていた。
そんな中、noteのある注目記事が目に留まった。
風邪だし風呂からあがって早く寝ようと思っていたが、止められずに一気読みしてしまった。
大学生の文章だったが、異様な勢いがあって、熱量がすごかった。
想いがあふれていた。
プロの物書きでもなんでもないシロウトの私がみても、句読点や、改行や、段落分けやなどこうしたほうがいいのに、という細かいツッコミどころはあった。そして、かなりの長文だ。
でも、そんなものを超越して読ませる「筆力」のこもった記事だった。
読み手を引き込む文章、思わず読んでしまう文章ってこういうものなんだということを思い知らされた。
初期衝動が爆発していた
チバユウスケというシンガーをどういう風に好きになったか
彼がいたバンドをどういう風に好きになったか
彼が亡くなった今どんな思いでこの記事を書いているか
そんなすべてが、ストレートな言葉で埋め尽くされていた。
読んでいる最中、胸が熱くなる瞬間もあった。
読み終えて、清々しい気分になった。
体調が悪かったことを一瞬忘れていた。
アラフィフのおっさんが、大学生に励ましてもらった。
noteをやっていてよかったと思える時間だった。
おかげで夕べはよく眠れた。