あったらいいなホットクック機能
我が家でも大活躍のホットクックに対して、あったらいいな機能とその理由について列挙して見る。「私もそれ欲しかった!」がたくさん集まると中の人に届くかもしれないので、とりあえず声に出してみる試み。
手動調理の設定保存&呼び出し
ホットクックをクラウド接続した時の機能として、「クックリスト」なるレシピの一覧をガサっと取得できる機能がある。
具体的には季節のお料理だったり、離乳食などライフスタイルに合わせた一覧だったり。位置付けとしては、メーカーが推奨する一覧のようである。
ちょうど音楽で言えばプレイリストや、noteで言えばマガジンのようなものと言えるだろうか。そう思うと、自分でクックリストを組んで、それを公開したりしたくなってくる。ナスビ農家さんが「うちのナスビで作ってくれよな」一覧を公開したい需要があるかもしれない。知らんけど。
そういったソーシャルな使い方を除けば、自分で使う分には最近作った自動メニューを検索する機能は既にあるので事足りる。ただ、手動メニューにはその手段がない。意外とうろ覚えなので毎回設定するのが負担。
だから、 [手動で作る] → [炒める] → [60分] に「飴色たまねぎ」と名付けるように、手動の設定にラベルを付けて保存・呼び出す機能が搭載されれば使いたい。
「煮詰める」のターゲット温度設定
チョコレートを湯煎する時に、温度計を見ながら55度を準備するのが面倒なので、勝手にお湯が55度に温まってキープしてくれたらいいのにと思う。
近い機能として、ターゲット温度を設定できる [手動で作る]→[発酵・低温調理をする] がある。しかし、温度到達のタイミングを知る術がないのと、到達した温度でキープできない。
[手動で作る] → [煮詰める] ではふたを開けたまま加熱ができるけれど、ターゲット温度を設定することはできず、文字通り煮詰めてしまう。
私が望むのは、ターゲット温度を設定して、温度到達を教えてくれて、蓋を開けたまま加熱できて、そのまま温度をキープしてくれる機能。
建前上チョコレートの湯煎と書いたけれど、私がやりたいのは80度のお湯をキープして卓上で日本酒を延々と燗すること。どちらにしても、容器でフッ素コートを傷付けないように注意ではある。
加熱せず混ぜる機能の手動に
Gモデルでは、まぜる力がアップしたことで「ホイップクリーム」が可能になった。そこまでぶん回さなくても「加熱せずに混ぜる」こと自体が新しいんじゃないだろうかと私は思う。
例えば、シュウマイのタネを混ぜ合わせるとか、ハンバーグのタネをまぜるとか、小麦パンの生地を混ぜるとか。あのまぜ技ユニットでどこまで出来るかは未知数なので、探索の余地はある。ともかく、下ごしらえにまぜたいだけのことはある。
「わざわざホットクックでやる意味ある?」というツッコミはあるだろう。わざわざ別の容器を汚すのと比べて、洗い物がホットクックで完結するとすれば有難い。
だがしかし、現状では [手動で作る] に「加熱せずにまぜるだけ」機能はない。ホイップクリームの勢いでシュウマイのタネを混ぜるのは強すぎる気がするので、まぜる時間とともに弱・中・強あたりが選べるとよいな。
多機能化について想うところ
欲しい機能について思い付いたら追記するかもしれない。
ここまで書いておいて正反対の事も言うのだけど、「機能がたくさんあればあるほど良い」のかは考えものである。よく多機能の引き合いに出されるのがコチラのナイフ。
機能が1つ増えるごとに製品は魅力的になるかもしれないけれど、同時に使いやすさはジワジワと蝕まれるという話はある。栓を抜くだけなら、単体の栓抜きの方が絶対に使いやすい。
だからこそ、本当に必要かの見極めって大事なんだろう。