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台所短歌

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2023年8月の記事一覧

土手を行く蜻蛉について行こうかと道を外れて草を掻き分け

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母を病院に送り届けた帰り道。工事中の標識を避けて土手へ。刈られず茂った夏草の合間に蜻蛉。道に縛られないってどんな気分?

苧環
1年前
16

繋がりを忘れた音が音としてただ耳横を掠めゆく夕

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なんか喋ってんな…って眺めてたりする。外国語を聞いてるいるのとはまた違う。

苧環
1年前
15

じあい

何もかも夏の暑さになすりつけ鏡の中は見て見ぬふりに 天秤に掛けたわけではないけれどこの身…

苧環
1年前
19

経験

知らぬまま生きゆくことが出来たはず寂しさなんて君にあうまで 好かぬなら否と放って背を向け…

苧環
1年前
18

熱を帯びすべて蕩けて甘くなるそれなら許すと回らぬ舌が

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ばぁばのおうちのタマネギはねぇ、じゅうじゅうするとあまくなってなくなるんだって

だそうな

野菜には頑として口を開かないチビに玉葱は炒めたら甘くなって美味しいんだよと話したことをパパに身振り手振りでご説明。笑

苧環
1年前
20

湯上がりにタオル二枚を許しても今宵の月は少し足らずで

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今日は湯上がりにいつもより余計にタオルを使うんだ!使ってやるぞ!と誰に向かって意気込んでんだ?と我ながら可笑しくなった。洗濯するのはアタシなのに…

苧環
1年前
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