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夏頃だったか、秋口だったか。 そもそも今年は秋がなかったような気がするから、どちらでも大…
この時期になるとやたら ○○は要らない! とか、 捨てるなら今! なんて台詞をよく見聞き…
年末に向けて家中の不用品を浚う。 今年日の目をみなかったものはもちろん、あたりまえじゃん…
久しく通っていなかった道。 見上げると青空に刷毛で吐いたような雲が広がっている。 あまり…
友と呼ぶには遠くなってしまった人が逝った。 送り主は賀状でしか見たことのない配偶者の名。…
右にホクロの 見える世界に 同時に 迷い込めたなら こんな思いも 捨て去れる 風に揺れ…
俺は好き 会話が途切れたほんのわずかな隙間に、脈絡もなしに唐突にぶち込まれてきた言葉。 好きだと言う言葉がこんなに素直に響いたのは久しぶり。 好き あったかいな この音 否定からじゃなく肯定から入りたい。何に対しても… こんなことも言ってた… 何にでもYES以外の気持ちを持ってくれたらと過ごしてきたことが見事に裏目に出たような言葉に、ほんの少し悲しくもなった。 すぐにYESと言わないこと、それは即否定ではないのだけどな。 そんな時に聞こえた すき の音 ゆ
誰かの涙を含んだ風が 僕の頬を通り過ぎてく 昨日の夜にはきっとまだ 暖かだったろうに 一…