若さと運動の関係

薬剤師をやっていて、思うことがあります。

人って、見た目と年齢が相関しないなと。

すごい時には、６０後半くらいの貴婦人だなと思っていた方が、実は90歳を超えてらっしゃったりします。

その方は特に運動は意識してはないが、日本舞踊をされているとのことでした。

日本舞踊は体幹の筋肉や全身の筋肉を保持する運動なので、その結果の若ささなのだなと思いました。

これは、ずばり糖の代謝の影響です。

特に、ブドウ糖と果糖は老化物質であるAGESをつくりやすいので、これらをきちんと余らせないことが、若さの秘訣なのでしょう。

農業をしている方とかもそうですが、体を動かす習慣のある方は、ブドウ糖と果糖が消費されやすいので、糖が余りにくい。

このため、AGESの発現確率が下がり、結果、見た目が若くなるというメカニズムです。

ただ、都市部の方は、運動の機会や習慣が乏しいので、見た目よりも年齢が上に見える方も多いです。

ですので、１年を通して運動量の少ない方は、１日の接種カロリー中の糖質の内訳を少なく設定したほうが良いと思います。