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【本要約】世界一ワクワクするリーダーの教科書

 いきなりですが、いま、多くの学びは「やり方」に焦点が当たっています。しかし、私たちの人生において大事なことは「やり方」ではありません。「あり方」です。大切なのは「生き様」です
「あなたは今人生にワクワクしていますか?」
「いま、何%くらいワクワクしていますか?」
実は、このワクワクがとても重要なのです。
「リーダーの在り方で、最も重要なことはなんですか?」と聞かれたらこの本の著者は「ワクワクしていること」と答えるそうです。
究極のリーダーになるたった一つの条件とは「ワクワクすること」なのです。
では、なぜ「ワクワクすること」がリーダーになる条件なのか掘り下げていきましょう。

「楽しむこと」が最強説

 先ほどから何度も言っている「ワクワク」とはどのような状態なのか。
それは心が喜んでいる最上級の状態。心から喜びがわいてくる状態です。
そしてその「ワクワク」や「楽しい」状態がいかにすごい力であるかを紹介していこうと思います。

リーダの空気で結果が決まる!

 朝、仕事場について上司の機嫌が悪かったら嫌ですよね。上司の顔色ばかり伺ってしまいますし、そんなことばかり考えているとミスも多くなってしまいます。リーダーの機嫌1つで職場の雰囲気も変わります。それで業績が伸びなくて部下に当たっている上司なんて最低です。
このような言葉があります。
「職場の雰囲気が変われば業績は変わる。業績を上げたければ、まずは職場の雰囲気をよくすること。職場の雰囲気を見れば、その会社が伸びるかどうかがわかる」
リーダーになる方はまず目先の業績だけでなく職場の雰囲気にも目をやってみてください。自分の機嫌1つで業績が変わるのであれば機嫌はいいほうがいいです。まだリーダーではない若い人たちにも言えます。上の方が機嫌よく優しくしてくれるのであればそれに乗っかるように自分の機嫌もあげましょう。もっともっと業績が伸びるはずです。

2種類のリーダー

 リーダーというのは2種類います。
「コントローラー型リーダー」と「メンター型リーダー」です。
この2種類のリーダーについてそれぞれ解説していきます。

コントローラー型リーダー

 コントローラー型リーダーとは、権限や恐怖、飴と鞭で相手をコントロールして動かすリーダーシップです。
これは簡単に人が動くので、これまで多くの指導者がやってしまっていました。しかし、コントローラー型リーダーでは、依存人材を育ててしまいます。「指示がないと動けない」「リーダーの顔色ばかり伺う」ような人材に育つのです。

メンター型リーダー

メンター型リーダーとは、憧れと尊敬を使うリーダーシップです。
「あの人と一緒に仕事がしたい」「あの人のために夢を叶えたい」
そんな憧れと尊敬で仲間のやる気を引き出し、チームの力を最大限に発揮し、最高の結果をつくるリーダーが、メンター型リーダーです。
そのメンター型リーダーに重要な条件が「生き様」です。

リーダーは部下を能力で見ることが多いですが、部下は上司を人間性で見ています。リーダーの生き様が組織を作るのです。
あなたはどちらのリーダーですか?
どちらのリーダーになりたいですか?
どちらのリーダーについていきたいですか?

部下の可能性を引き出す究極のリーダーになる方法

 部下の可能性を引き出す方法、それは「ワクワクすること」です。しつこいですね~(笑)
この場面のワクワクはリーダーが部下の可能性にワクワクしているかどうかです。
部下にもいろいろな部下がいます。
やる気のなさそうな部下もいます。しかし著者は、「一年後にはそんな部下と分かり合えて楽しく仕事をしている未来がある」と思うらしいです。
やる気のない部下はいない。ダメな部下はいない。
リーダーの視点が悪いだけだ。


うまくいく人、いかない人の違いは1つ

 うまくいく人といかない人の違いは一つだけです。
それは「思い込み」です。
人間の脳にはものすごい力があるので、「思い込み」を実現させてしまうのです。
リーダーがが部下にダメだというとダメになります。
逆に部下には可能性があると思い込んできたリーダーが上司なら、その部下には可能性の扉が開かれるでしょう。
リーダーの思い込みが未来を作ります。
リーダーの思い込みで部下は伸びます。

どんな失敗もチャンスに

 リーダーである以上、部下の失敗の責任もリーダーが受けます。その時には頭ごなしに怒ってはいけません。まずはその部下の頑張りを認めてあげましょう。そのうえで何がいけなかったのかを一緒に考え改善するように取り組みましょう。失敗をしたくてする人は一人もいません。失敗したことが経験となり部下の新たな可能性が開かれます。
その可能性を無駄にする。つぶすようなことはやめましょう。
リーダー失格です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
リーダーである以上、部下の可能性を伸ばし、育てていくことも仕事の一つだと思います。
いま、リーダーである人は、自分の機嫌一つで仕事が変わる、部下のやる気が変わる、業績が変わることを思いながら仕事をしてみてください。
今はまだリーダーではない人は、自分がリーダーになったときのリーダー像や、頼ることのできるリーダーがいれば一生懸命頑張ってみてください。そのリーダーに認められるくらい成長してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
この本に興味をもたれた方はぜひ一度本書をてにとって読んでみてください。
人生が変わるかもしれません。

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