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潰瘍星に降り立った日〜その4〜

内視鏡検査の結果のことを書く前に
検査の帰り道の件を、きちんと書かなくていけないと思いました。

ワタクシ、初めての内視鏡検査が無事に終わりましたので
「帰り道、具合が悪くなった」という体験談を読んでいたにも関わらず
何の対策も講じませんでした。
完全に、油断しておりました。
それがいけませんでした。

帰りの電車内で、突然気分が悪くなったのです。


吐き気…と、言ったら良いのでしょうか?
脂汗がじわじわ。
鳥肌も出てきまして、目の前がボンヤリして参りました。
これは危ないですわ。と思ったその刹那、駅に到着。
ようようホームに降り立ったところで限界を迎えまして
しゃがみこんでしまいました。

するとどうでしょう。

駅で倒れるなんて人生初めてのことでございます


周りの方が即座に駆け寄って下さいまして
あれよあれよという間に駅員さんが車椅子に乗せて下さり
あっという間に駅務室のベッドに横になることが出来たのでございます。

世界はなんと優しいのでしょう。

あの時、直接お礼を申し上げられませんでしたが
JR南武線川崎駅で、ワタクシの背中を支えて下さった方
優しくお声をかけて下さった方
素早く駅員さんを呼んで下さった方
皆様、ありがとうございました。

ワタクシもまた、同じ様な人に出会った時
すぐさま、その人のために動ける自分でありたいと思います。

さて、この突然の体調不良。

低血糖?
空腹?
貧血?
脱水?

その時、すぐに体調が回復しましたので
原因を突き止めることはかないませんでしたが
次回からは、この様な事態に備えなければと考え
先ず検査が終わったら、水分補給も兼ねて
空っぽの胃と腸に乳酸菌を投入。
低血糖だった時のための飴玉。
吐き気には、何かしらのスースーするものとして、フリスク。

飴は、塩分と糖分同時に摂れるカンロ飴にしました。塩飴でも良いですわね。


こちらをポーチに入れて、検査に臨むようになりました。
こうした安心材料があるおかげで、その後の検査の帰り道で具合が悪くなったことはありません。
自己判断で全く医学的根拠はありませんので、何の参考にもならないかもしれませんが、
身体に大きな負担がかかる検査ということを忘れずに、あらゆる事態に備えたいですね。


…しかし…
ワタクシがその後、寛解を維持出来ているので、お酒を解禁。
友人と乾杯した席での事でございますが

この時は大変うれしゅうございました。
秒でジョッキを空にする友人に驚き
と言ったら

という猛者がおります。
腸内環境や、胃袋の強度は人によってさまざまではございますが
出来ましたら皆様は、検査後はお粥か温かいおうどんで、胃腸を労って下さいませね。

とは言いつつ、
「身体を労る」ということを考えなくても良いくらい
「健康」そのものを意識しなくて良いくらいに
タフな身体になりたいというのが本心でございます。

内視鏡検査後に、ビールをジョッキ2杯と赤ワイン1杯を
秒で飲み干せる丈夫な身体を来世に。神様!



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