『kotoba』と「Langaku」に出会った読書の秋
図書館で新たな出会いを求めて、雑誌コーナーをぶらついていた時のこと、表紙に「ゆる言語学ラジオ」の文字が目に飛び込んできた。
飛び込んできたのはいいものの、それは最新号であったので借りられず、バックナンバーを探していたら良き出会いをしてしまったのが今回の事の経緯。
というわけで、今回は言語学というか、言語学に絞らず広くコトバを取り巻く環境を取り上げているらしい雑誌、『kotoba』2022年秋号の感想を書いていこうかと思う。
月刊誌かと思ったら季刊誌なのね。月刊でも良さそうなのに……と思ったけれど、季刊の方がじっくり向き合えて、こういう系の雑誌をよく読まれる方にはいいのかしら?あんまり雑誌を読んだ経験がないので、雑誌の内容と刊行ペースの関係性がよく分かっていない。
バックナンバーの中から、2022年の秋号を選んだのは、特集が「やがて愉しき外国語」だったのと、目次に「ムラブリ」の文字を見つけてしまったから笑
英語とフランス語勉強中の身だけれど、“愉しき”ってのがいいなあと。
私も“愉しい”と思えるレベルにまで辿り着きたいもんです。
そもそも言語学の知識なんて「ゆる言語学ラジオ」で聞きかじった程度なので、本誌の内容も新鮮なものばかり。とはいえ、ゆる言語学ラジオを聞きかじっていたおかげで全くの初めましてというわけでもなく。ゆる言語学ラジオ様々の状態で、おもしろー!と思いながら読み進めていくうちに、「Langaku」と出会う。
英語多読のアプリなんだけれど、アプリ名がEnglishではなくlanguageとの造語ぽい所から見るに、いつかフランス語も対応しないかなと仄かな期待を抱いたり。
コマ単位で、しかもタップ一つで英語と日本語を切り替えられたり、台詞の英語読み上げがあったり、単語の意味が表示されてたりで、いちいち英語版と日本語版を横に並べて右へ左へと目を動かさなくていいの凄くTSKR!いちいち辞書引かなくても単語の意味が分かるのもとてもTSKR!
ホントなーんで今まで気がつかなかったのか。
しかも、作品を英語のレベル別に分類してくれてるんですよ。
4巻で終わって追いやすくていいかもしれないと文豪ストBEASTの英語版を買ったものの、何かこの英語難しくないか?と開いては閉じ開いては閉じを繰り返している身なので、どれが初心者でも取り組みやすいのか教えてくれるシステムはとてもTSKR。本当にTSKR。
そんでまあ繰り返しになるけれど、台詞の英語読み上げがあるが本当にいい。いちいちGoogle翻訳なりDeepLに打ち込む手間が省けるから、一気に英語版で読むのが手軽になる。
1話無料チケットの配布は1日1枚だけど、そもそも英語で何話も読めるような気がしないので、むしろ無料分くらいは読もうという気が起きていいような気がする。
まだ継続できている訳ではないのでなんとも言えないけれど。
推しの配信を追いたくて勉強し直し始めた英語と、フランス語(大学の第二外国語でほんのり触った程度)だったけれど、勉強を続けている内に言語そのものへの興味がじんわりと沸いてきているような気がする。
今回『kotoba』を読んでいて面白いなと思ったし、合わない本は本当に読む気が起きないので笑、多分合っていたんだろうなと思う。
2022年秋号は読み終わってしまったので、今度図書館に行くときは他のバックナンバーも借りて読んでみようかなと思います。そして借りられるようになったら最新号も……!!
そしていつかは外国語が“愉しい”レベルを目指して!
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