6月23日 何で人に会わない今日に限って、自分の中での最高の髪型仕上がんねん!
もうタイトル通り。今日は日曜日。バイト。
客は来ず。病院の人もお休み。行けばよいだけのバイト。客が来ないコンビニのレジで8.5時間突っ立っていればよいだけ。
そんな日に限って、あれ?え?この髪型!俺が目指していた理想のパーマ像ちゃうん?みたいな、最高の髪型になっていたりする。
明日、何をどう同じようにしても絶対再現不可能なのだ。なんなんだろこれ。
最近気を失ってしまいそうなほど、イライラする。
気圧の影響が耳に来るようになったのはどうしてだろうか。
ほとんどの客が猿に見えた。非人道的な態度を、何人ものおばあちゃんに取ってしまった。
売店が閉店の時間になり、入り口のドアを閉め、店内の照明を落としているのにもかかわらず、まだやってますか?とドアを開けてくる阿呆がいる。必ず。日曜日に。日曜日に来る客は基本的に偏差値が低い。声もデカイし。
僕は閉店時間後に、客が店にやってくるのを待っている。8.5時間働いて溜まったストレスを、閉店後にノコノコとやってきた猿に、全身全霊でぶつけたいからである。
と、言っても、最初は僕も、閉店なんすよね〜〜と下手に出る。下手に出れば出るほど、キレてもよい動機が作られていくので、この作業は爆ギレした後に感じでしまうであろう罪悪感を少しでも減少させるための、一種の土台作りのようなものである。この土台がしっかりと出来ていればいるほど、僕はイヤな奴に気持ちよくなれるのだ。
大概の客がそうですか、と買い物をすることを諦めてしまうのだが、たまにそれでも粘る阿呆がいる。
そうゆう場合は理由を聞く。緊急であれば、こちらもそれなりに対応はする。
今日は違った。
閉店後、店のドアを開けたおばあちゃんが、まだやってますか?と聞いてきたので、すいませ〜〜ん終わっちゃったんです!!と下手に出ると、おばあちゃんは店の中に足を踏み入れた。もうアウトである。アウトなのである。
理由を聞くまでもない。店に強引に入ってしまったことがアウトなのである。
このようなタイプは、自分がお年を召していることをよく理解している。それが故に、おばあちゃんであることを利用してくるのである。
この世で一番詐欺が上手くいくのは、おじいちゃん、おばあちゃんである。奴らはこちらが考えているよりも、図々しく、計算高い。
意地が汚いのである。
店に入ったおばあちゃんがあーだこーだとまだ粘る、そうゆうやり方で得た成功体験が過去に
あるのだろう。
客の知能が猿ならこちらも猿になる必要がある。同じ土俵、同じ価値観で話さなければ、このような人々には伝わらないのだ。真っ当なことをいうだけ無駄。
猿は猿でも、僕の場合は見猿聞か猿言わ猿である。つまりガン無視である。僕はおばあちゃんが開けた店のドアを内側から閉めた。ほんの少し隙間を開けた。
そしておばあちゃんを若干ながら店に閉じ込めたまま、レジ点検等の帰る支度に入った。
点検が終わった頃、おばあちゃんはいなくなっていた。このアホっ
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落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。