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1月21日 つまずかないと文字が進まない阿保へ。

最近、僕は中々文字が進まない。今年は一々停滞しないこと、日常に潜むふとした煌めきを拾ってもそれに足を取られないことをテーマにしているからである。
いつまでもめげている人をこの頃良く見かける。感性が豊かであることと、単に頭が悪いことは別だと、何かの文芸誌の批評で読んだことがあるけども、まさにその通りで、解決出来そうなことを敢えて解決しないことで、その場に停滞することを許し、あれが辛い、これが辛い、と自分を弱い立場と仮定した上で好き勝手ツラツラと書く。何もさらけ出していないのに等しい。僕も書くことがない時はこれをやってしまいそうになることがある。そしてこのような文章は、割とリアクションが良い。共感されることが多い。傷ついている人を対象とした文章を書く場合、自分も同じ痛みを抱えています。で終わる文章を書く人間は、心がないように思える。書いている人間が、一家心中を強要してどうする。皆で泥沼にハマっても仕方がない。
痛みを分かち合ったままでは何も起きない。突き放してナンボ。僕はそうゆうところから抜け出して、先に行くつもりだ。これからも意図してか否か人を傷つけるだろうし、これまで通り過去に殺されそうにもなる。何度もめげる。が、構わない。僕は今、とても必死だ。間違えたら謝ります。大勢をぶん殴ってでも前進します。永遠を信じます。夕方はセンチメンタルな気持ちになるけど、生活や日常は日々の蓄積によるもので、とてもタフなものだ。それを忘れてはならない。
ぶっ殺す気持ちで俺は今年を駆け抜けて行くつもりだ。
先に行きます。

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落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。