死にたい、じゃなくて消えたい
こんにちは。鬱っ子大学生、おちゃっぱです。
今回は今後の記事の便宜上、先に私の症状の一つである「消失欲求」についてお話していこうと思います。
こちらは医師から告げられた症状名ではなく、私の傾向を分かりやすく名付けているだけのものですので、その点ご理解いただければと思います。
また、今回は親御さん向けというよりかは、自殺願望のあるすべての方に向けた記事となっています。
前回は不登校期間の過ごし方についてお話ししました。こちらからどうぞhttps://note.com/ochappapappa/n/n772dd72a91da
死ぬ勇気はなくて
こんなこと言うと、自殺願望が出てしまうくらい辛い方に怒られてしまうかもしれないんですが、私、死ぬ勇気はないんです。
趣味があって、推しがいて、生きるのはつらいけど、死にたくはない。
そんな甘ったれた欲求なんですよね。
それでも、たびたび「消えたい」と思います。
死にたい、の下位互換かもしれません。
このまますぅっと消えてしまいたいな、と。
人間っていうのはほんとよくできた生き物で、ギリギリまで「生きたい」と「死にたい」がせめぎ合うんですよ。
そこで死にたいが勝ってしまう方がいらっしゃるのも、悲しい事実なのですが…。
そして、私の場合はその二つの感情の中間が「消えたい」でした。
このまま私のことを誰も知らない世界に行ってしまいたいとも思いました。
この感情がどこまで他の方に共感して頂けるかは分かりませんが、不意に消失欲求が出てくるのは私にとって、とても怖いものでした。
死にたいを実行したことはありませんが、お風呂場で首を自分で絞めたこともあります。あの時の何とも言えない吐き気と絶望感は今でも忘れられません。
さいごに
私は運よく「消失欲求」で留まり、今も生きています。
でもこのnoteを読んでくださっている方の中には、そうでない方も居て、自殺願望に苦しめられている人もいるかもしれません。
自殺願望の苦しさや大変さは、私にはわかりません。
それでも名も知らないあなたに死んでほしくないんです。
ただの綺麗ごとと言われてもおかしくはないですが、どうか、どうか生きる選択をしてほしい。
私の中途半端なお話でしたが、何か心のわだかまりが落ちますように。