マガジンのカバー画像

虎に翼 感想

128
元パラリーガルの視点から書きました。 皆さんと相容れない点、多々あると思いますが、ご容赦を。 参考になるなら、うれしいです。
運営しているクリエイター

#家庭裁判所

【虎に翼 感想】振り返り~半年間ありがとうございました

8000文字を超えているので(笑)、読みたい個所だけお読みください。 ごあいさつ 『虎に翼』…

283

【虎に翼 感想】第122話 理想を掲げる者の孤独

家庭裁判所の疲弊 東京家庭裁判所調査官の音羽が疲弊している。以前よりも厳しい表情になっ…

【虎に翼 感想】第69話 臨界点を超えた寅子

今日の回は、誰しもが自由に感想を述べてよい回だと認識しています。どうぞご了承ください。 …

【虎に翼 感想】第67話 星朋彦長官の終幕

人と人とはコミュニケーションをとることが大事。今日はその思いを強くした。 初対面では “や…

【虎に翼 感想】第65話 女性たちそれぞれの昇華

大庭家の相続問題が木曜日で終わってしまい、今日は一体何が起こるのかとドキドキしていたけど…

【虎に翼 感想】第60話 道男の巣立ち

道男の謝罪 はるさんの葬儀が無事終わった。祭壇には、花と写真とともにお骨が置かれている…

【虎に翼 感想】第59話 はるさんの死

寅子の言うとおり、急なことであった。そんなに心臓が弱っていただなんて。 花江が先にはるさんの気持ちに気づいた。ここ数年は、はるさんと一緒にいる時間は長かったはずだ。「道男を探してきて」とはっきり言える花江の信頼度は高い。 先日、寅子はよねに「会うのは今日が最後だ」と言われていたが、そうはさせない。轟もいつもどおり奥から登場する。道男と一緒に。 道男はずっと苦しんでいた。道男が生まれたときは喜んでくれていたはずの両親。父親は結局飲んだくれで、母子に暴力を振るっていた。それでも

【虎に翼 感想】第58話 道男の傷をえぐる猪爪家

道男が余計に傷ついてしまった。昨日、轟が心配していたとおりになっている。よねに知られたら…

【虎に翼 感想】第57話 それぞれの理想と現実

親を亡くした子どもたちの現実 轟法律事務所(旧カフェー燈台)に集まった明律大学同期の5…

【虎に翼 感想】第56話 明律大学 同期5人の再会

昭和24年1月3日 猪爪家も、少しはお正月の光景らしくなってきている。昭和21年のお正…

【虎に翼 感想】第55話 家庭裁判所、発足

直明に託す寅子 “一番大事なことは何か” 仕事をしていると、いや、仕事だけではなくても、…

【虎に翼 感想】第54話 日本人として生きる香子

日本人として生きる香子 本人が望む名前で呼びたい。 香子が生きていてよかった。 香子と約…

【虎に翼 感想】第53話 崔香淑/汐見香子との再会

食糧事情の改善 多岐川が『東京ブギウギ』を鼻歌で歌っている。 昭和23年1月に発売された…

【虎に翼 感想】第52話 多岐川幸四郎、登場!

昭和23年10月、寅子、家庭裁判所設立準備室へ異動 昭和22年5月3日に日本国憲法が施行された後に、最高裁判所が発足した。それから1年半。今は、桂場は人事課長、久藤は秘書課長となっている。初の最高裁長官、星朋彦として平田満さんもじわ~っと登場した。 寅子は桂場人事課長に呼び出される。”家庭裁判所設立準備室” への異動が決まったのだ。 昭和24年1月1日施行予定の少年法の条文に、すでに「家庭裁判所」の文言が明記されている。あと2か月で設立させなければいけない……なんとも