
【北欧視察】フィンランドのガラス
この日はヘルシンキ中央駅から鉄道に乗って1時間ほどの、リーヒマキという地方都市にやって来ました。

ヘルシンキ中央駅からこちらの電車で向かいます。チケットは事前に、日本でHSLサイトから取りました。客の少ない朝や夜の時間帯のチケットは安く、日中の客の多い時間帯のチケットは高く価格設定されています。ダイナミックプライシングというやつですね。とても合理的。朝の安めのチケットを取りました。

今回オプション料金を支払って、カフェ車両の2階の、カウンター席を確保しました。コンセントがついていて、PC作業などしながら移動時間を過ごせます。

こちらは1階のカフェ車両。結構本格的なカフェでした。何か買えばよかった…

リーヒマキの駅に到着しました。リーヒマキは人口2万8000人ほどの、フィンランド南部の地方都市です。最初の目的地「フィンランド国立ガラス博物館」までは歩いて30分ほどなので、まち歩きしながら向かいます。

人口が少ないだけあって、歩いている人はほとんどいません。工事の手も足りていないのか、こうして舗装がはがされたままになっている所もたくさんありました。

まち歩きの途中で墓地に遭遇!敷地内にも自由に入れて、ちょうど管理スタッフの方が草刈りの最中でした。
基本的にひとり一つか、カップルで入っているみたいです。日本みたいに家制度ではないですからね。たまに3人4人で入っているのもありますが、家族なのか友人同士なのかは分かりません。フィンランドは夫婦別姓がデフォルトなので、2人で入っていてもカップルとは限らないかも知れませんね。

今日の目的地「フィンランド国立ガラス博物館」に到着しました。



2階には多くのガラス製品が。ガラス瓶も制作年代ごとにまとめられています。やはり時代が新しくなると技術が進歩して、不純物の少ない透明なガラスになってきます。





たくさん写真を撮りましたが、きりがないですね。



次の場所へ移動しようとしたところ雨が降ってきたので、併設のレストランで少し早めのランチを食べます

ここからまた歩いて「旧ガラス職人住宅跡」へ向かいます。
リーヒマキは小さな町なので、歩いて行ける距離にたくさんの見どころがあってありがたい。



それっぽい建物が並んでいますが、どれが「旧ガラス職人住宅跡」なのかは分かりませんでした。


またまた歩いて、今度はリーヒマキ美術館に向かいます。


「リーヒマキ美術館」に到着しました。だいぶ雨が強くなってきたので、こちらで見学がてら雨宿りをさせてもらいます。





雨もほぼ止んだので、帰りの電車に間に合うようにリーヒマキ駅に戻ります。


無事帰りの電車にも乗れて、フィンランドのガラス工芸を堪能した6時間ほどのまち歩きとなりました(雨宿りしている時間が長かったですが)
フィンランドには多くの有名なガラスアーティストやイッタラなどのガラス製品ブランドがありますが、その歴史を少し垣間見ることができ、またガラスアートの可能性を新たに知ることもできました。
次にフィンランドに来る機会があったら、また別の視点でもガラスたちに触れてみたいと思います。