イヤなトリガーを引かれてしまう前に。
一度加速がついたものは
止めるのは難しい。
国内旅行や海外旅行など
出足が戻りつつある予約状況。
これは第七波発言の前の水準。
これがコロナ前の水準に戻ってる
ということは、気持ちはコロナ前に
国民は戻りつつあるのに
タイムラグがあって波が遅れて
やってくるから気をつけてと言う。
キャンセル自体も増えるのかも。
問題なのはハッキリ決めてほしい
という従属的な国民性に倣うように
責任回避気味に自己責任で
ルールを守ってほしい
そういうスタンスの国の姿勢は
どちらも主体性がないのだなという
証拠だと思います。
そして、突然の襲撃事件報道。
どういう経緯であれ
政治家が演説中に銃撃された。
このトリガーは引いてはならない。
戦前の混乱に入っていくとき
政治家が襲撃された事件が
なんだか思い出された。
戦争、防衛、憲法。
生活、貧困、格差、犠牲。
チェーンのように連なり
引っ張りあってしまう。
やっぱりどうにもならない
流れをつくってしまうと
全体でもどうにもならないことが
起こりやすくなっていく。
そういう目覚めさせ方は
良くない。
口でいうのは簡単だけれど。
どのスジの人間で背後関係は
不明だけれど国民全体に与えた
衝撃は相当なものになる。
(どうやら元自衛官らしい)
政治家がエリを本気でただす
キッカケになるのだろうか。
戦後の落ち着いた世代が多い
平穏が当たり前の時代に生きる
私たちの心情としては何よりも
恐怖がまずアタマにちらつく。
どうだろうなぁ。
この犯人に対しての情報を
嬉々として興奮気味に
ニュースのライブ配信などで
チャットが止まらないのは
やはりどこか他人事を楽しみ
興奮しながら騒ぐ衝動を
抑えられない感情の高まりが
やけに見えてしまう。
冷静にならなけらばならず
その声を誰が上げるのか。
この喧騒から逃げるのも
良くないことだが
闇雲に興奮気味に国民全体の
イヤなトリガーが引かれて
混乱していくのだけは
避けなければならない。
独りではないが、独りだ。
一人を独りにしてしまい
あちこちの顔を立てながら
犠牲になってきた人が多くいる。
私たちは見てみぬふりで
もう流されていくのは
違うんだと認識しないと。
声を上げること、示すこと。
その声を聴いて動かすこと。
この事件を契機に良くない流れに
向かわないようにひとりひとりが
社会と向き合うべき時ではないか。