見出し画像

伏し目のフィフティフィフティ(50ー50)


大谷翔平かと思いきや違います

おそらく今年の流行語だろうけど

来年は昭和50年生まれが50歳

節目の年のこちらの話をしてみたい


団塊ジュニアが団塊世代に何か

行く手を阻まれて取り分放さないゆえ

氷河期世代に生まれ変わるという

皮肉というか運命というかね


この年代の前後5歳くらいかな

見過ごされ、見放された挙げ句

同じことをして列に並べと扱われ

気づいたら年老いて同じ取り分は

得られない結末が待っている世代


山本太郎が立ち上がったのは

この同世代近辺の不遇について

見過ごしてられないからだろう


彼はその世代と未来のために自身が

できることすべてを捧げようとする


少し漫談調なしゃべりは好き嫌い

分かれるところだとは思うが笑

誰も動かさないところを必死に

動かそうとする姿勢は讃えるべき


思えば、上の世代と同じことを

していれば自分も豊かになれる

そう信じて疑わず付いていった


しかし潮目が変わると狭き門は

更に強固な物質によって狭められ

人一人通るくらいのゲートに行列


入れなかった者たちはのぼるハシゴ

外され、上に上がる事のない階段を

急き立てられながら歩き続けるしか

許されなくなっていたんですよね


この階段は上がる事が無く

タスクは急勾配になっているが

どこかで気づかぬうちに吸収され

気づけば平行に戻されてしまう


日々体力の限りを尽くして

一歩一歩踏みしめて進むが

いくら体力を使いきっても


回復アイテムも十分にないままで

レベルアップで最大値が上がることも

全回復することもないままだった


そしてそれを続ける事でしか

日々を生き抜く事で精一杯で

貯めるも増やすもできず未来を描けず

できないで過ぎた年月、その分だけ

余命も削られていくまま耐え忍ぶ


もはや救世主などいない現実で

できること、すべきことは何か

結局は自分で立ち上がるしかない


だがカギを握るのは社会のしくみ

ここを変えて動かし、自ら動ける

環境を国レベルが整え認めること

しくみに吸収されてきたからこそ

違うアプローチが必須なのであり


最終的に助けるチカラをもたらすのは

自分自身で、それは勝ち組らと同じ

同じ舞台で搾取されない違いが必要


彼らとて自分の事で精一杯だからだ

彼らを責めても仕方なく、高らかに

その宝の取り分を分けろと言っても

リスクを冒すはずもないのだから


まずは滞留する狡猾な意思によって

包まれたカネを放出させなくては

そして彼らに優位にはたらくことを

違うプログラムにしなければダメ


そこは山本がやるべき仕事だろう

しかし当人たちが自分で立ち上がる

その環境があっても自力で為すために

意識をポジティブに変えないことには

正直な話、難しい事なのだろうと思う


変えてもらうことでおんぶされる

それを待ってるクチあけた雛鳥の

主体性の無さでは何も変わらない


その世代が象徴的ではあるが

他の世代にも歯車が狂った人は

大勢いる、世代問わずで手付かずだ

需要は50―50の前後の世代だけ

ではないはずだから、やる意味はある


まともなら今は家族や子や孫に

穏やかに身を任せて生きられていた

そんな事、今さら考えても仕方ない


残る命の限り、やり直しがきく範囲で

自分たちで出来ることをやり尽くす

それこそが生きた証となるから


思い描いた人生とは程遠く

何も積み重ねられないまま

年を取った人も大勢いるだろう


でもみんなが誰かにすがるだけでは

これまでの構図と変わらずで終わる


自分たちだからこそ出来ることを

みんなで真剣にやる機会を模索し

動かしてくれたなら全力で応える

その気持ちをつくることが重要だ


太郎よ、みな待ってるぞ

伏し目がちなフィフティフィフティ

だけでなく下の世代も、そして

上の世代も待ってるだろう


誰もがやらないことをやらないと

この国が自分たちでつくった壁は

自分たちで壊すことはできない


気持ちに応えるべく、その世代は

気持ちを高めて準備する意識を

高めていかなくてはならない

そんなこと、感じております笑







いいなと思ったら応援しよう!