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パランティア辛口評価:「PSレシオ49.85倍」が阻むテンバガーの道

AI時代の成長株投資を考える:PSレシオ49.85倍は「割高か割安か」株式投資では、市場の変化を象徴する企業を理解することが重要です。エンタープライズAI市場で存在感を増すパランティアは、そのような企業の一つと言えます。 なぜあなたがこの記事を読む必要があるのか? それは、パランティアが「AI時代の投資」を考える上で、具体的な事例を提供してくれるためです。 収益の成長(前年比+30%)、利益率の改善(純利益率20%)、そして株価の評価(PSレシオ49.85倍)。これらの

    • アジアパイルHDの分析:配当利回り5.93%企業の3つのリスク

      「年利0.02%の預金だけでは、将来が不安…」 「インフレ対策として、高配当株を探しているけれど…」 「安定性と収益性を両立できる銘柄はないか…」 こんな悩みを持つ投資家に、ある興味深い投資先をご紹介します。 それが、配当利回り5.93%(2025年3月期予想)のアジアパイルホールディングス。ビルや橋を支える基礎工事のリーディングカンパニーです。 なぜ今、この会社に注目すべきなのか? 高配当を実現しながら、社会インフラを支える堅実な事業基盤 時価総額の74%に相当

      • 日立製作所の2024年度第2四半期決算分析:「アジアのデジタルインフラ」制覇の野望

        決算は企業の経営成績を示す重要な情報で、一般的に四半期(3ヶ月)ごとに発表されます。特に中間決算となる第2四半期は、年度の折り返し地点として重要視されます。 (個別株観測所のオフィスにて) (きらくは、窓際のソファに座り、資料を広げている) きらく「今日は日立製作所の決算を分析していきましょう。でもその前に、最近の事業再編で変わった同社の事業構造について確認しておきましょうか」 【説明】事業再編とは、企業が収益性や効率性を高めるために、事業の売却や統合などを行うことで

        • ソフトバンクの2024年度第2四半期決算分析:「6,572万人の顧客基盤」が生む136億円の黒字化

          1.ソフトバンクの事業構造:「45%の基幹事業」を超えて目指す意外な成長戦略きらく(会議室のホワイトボードの前で) 「今日はソフトバンクの決算分析の前に、まず事業構造を整理しておきましょう」 あおい 「ソフトバンクの事業は5つのセグメントに分かれていますよね」 【説明】セグメントとは、企業の事業を分野別に区分したもの。収益性や成長性を詳しく分析するために使われます。投資家は各セグメントの業績を比較することで、企業の強みや課題を理解できます。 きらく(ホワイトボードに図

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          日立製作所の2024年度第2四半期決算分析:「アジアのデジタルインフラ」制覇の野望

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          1.ソフトバンクの事業構造:「45%の基幹事業」を超えて目指す意外な成長戦略きらく(会議室のホワイトボードの前で) 「今日はソフトバンクの決算分析の前に、まず事業構造を整理しておきましょう」 あおい 「ソフトバンクの事業は5つのセグメントに分かれていますよね」 【説明】セグメントとは、企業の事業を分野別に区分したもの。収益性や成長性を詳しく分析するために使われます。投資家は各セグメントの業績を比較することで、企業の強みや課題を理解できます。 きらく(ホワイトボードに図

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          IHI航空エンジン事業の急回復:「売上3割の部門が全体の8割の利益を生む」異色の収益構造

          ①企業概要:「売上3割の部門が全体の8割の利益を生む」異色の収益構造企業概要では、会社の基本情報や事業内容、収益構造などの全体像を把握することができます。投資判断の第一歩として、どのような会社なのかを理解することが重要です。 A. 会社プロフィール 基本情報 社名:株式会社IHI 証券コード:7013(東証プライム) 本社:東京都江東区豊洲 代表者:代表取締役社長 井手 博 B. 事業ポートフォリオ(2024年度第2四半期実績ベース) 成長事業(航空・宇宙・

          IHI航空エンジン事業の急回復:「売上3割の部門が全体の8割の利益を生む」異色の収益構造

          IHI、第2四半期で過去最高益を更新 航空エンジン事業の質的転換」が収益構造を大きく変えた理由

          きらく「今日は特別な回ね。IHI社の2024年度第2四半期決算について、徹底的に分析していきましょう。私の手元には2015年のシャトーマルゴーがあるわ。この深い味わいのワインのように、表層的な数字だけでなく、その奥にある本質まで見ていきましょう」 ### 第1章:IHIという会社を知る あおい「まずは、IHI という会社の基本的な情報から説明させていただきます」 ▼会社概要 - 社名の由来:石川島播磨重工業(Ishikawajima-Harima Heavy Indu

          IHI、第2四半期で過去最高益を更新 航空エンジン事業の質的転換」が収益構造を大きく変えた理由

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          IHI航空エンジン事業の急回復:「売上3割の部門が全体の8割の利益を生む」異色の収益構造

          ①企業概要:「売上3割の部門が全体の8割の利益を生む」異色の収益構造企業概要では、会社の基本情報や事業内容、収益構造などの全体像を把握することができます。投資判断の第一歩として、どのような会社なのかを理解することが重要です。 A. 会社プロフィール 基本情報 社名:株式会社IHI 証券コード:7013(東証プライム) 本社:東京都江東区豊洲 代表者:代表取締役社長 井手 博 B. 事業ポートフォリオ(2024年度第2四半期実績ベース) 成長事業(航空・宇宙・

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          IHI、第2四半期で過去最高益を更新 航空エンジン事業の質的転換」が収益構造を大きく変えた理由

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          三菱重工業、第2四半期事業利益86.7%増の大幅増益:「為替効果は23%に過ぎない」真の成長エンジンとは

          きらく「今日は三菱重工業の決算を見ていきましょう。その前に、三菱重工業の事業について簡単におさらいしておきましょうか。」 あおい「はい。三菱重工業は、4つの主要事業セグメントで構成されています: 1. エナジー事業 - 火力・原子力発電システム - 航空機用エンジン - コンプレッサ、舶用機械など 2. プラント・インフラ事業 - 製鉄機械 - 商船 - 環境設備 - 各種産業用機械システム 3. 物流・冷熱・ドライブシステム事業 - フォークリフトな

          三菱重工業、第2四半期事業利益86.7%増の大幅増益:「為替効果は23%に過ぎない」真の成長エンジンとは

          住友商事、上期純利益2,540億円で実質減益も通期見通し5,300億円を維持:「200億円のバッファー」が示す経営陣の読み筋

          ■企業概要 住友商事は、世界66カ国に拠点を持つ大手総合商社。9つの事業セグメントで グローバルに展開し、近年は社会課題解決型ビジネスへの転換を加速。 【用語解説】 ・一過性損益:特別な要因による一時的な損益 ・ネットDER:財務健全性指標。純有利子負債÷株主資本 ・総還元性向:純利益に対する配当と自社株買いの合計額の比率。40%以上を目標 ・フリーキャッシュフロー:事業で得た資金から投資額を差引いた手元資金 住友商事、2024年度上期利益2,540億円で減益

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          サイバーエージェント、27期連続増収を達成:「WAU3000万人」が示す意外な収益化戦略

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          NTT 2024年度第1四半期決算分析:NTTのAI新会社「AI-CIX」が描く未来図

          ■ 企業概要 日本電信電話(NTT)[9432] ・日本最大の通信事業者 ・時価総額:約7兆円 ・政府出資比率:34.69% ・従業員数:約33万人(連結) ■ 業績ハイライト (前年同期比) 営業収益: 3兆2,400億円 (+4.1%) ※過去最高 営業利益: 4,358億円 (-8.2%) 純利益: 2,741億円 (-27.0%) EBITDA: 8,153億円 (-2.8%) 【よくある疑問・懸念】 Q1:「過去最高の営業収益なのに、なぜ利益

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          信越化学を辛口評価:「世界シェア3割の半導体ウエハー」でもPBR2.35倍は割高なのか

          信越化学について、実際に自分が信越化学株を買うかという視点で、辛口で評価し、今後の信越化学の目標株価を考えてみたいと思います。 【記事内容】 事業内容、最新業績 配当推移 割安性の評価 効率性の評価 財務安定性の評価 キャッシュフローの評価 成長性の評価 総合評価 目標株価、投資判断方針 1.事業内容、最新業績信越化学の事業内容と最新の業績を解説します。 2025年3月期第2四半期(2024年4-9月期)の決算で、売上高1兆2,664億円(前年同期比+

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          第一三共、2024年度第2四半期決算:「ジェネリック事業を手放した」その真意とは

          ### 企業概要 (会議室に入ってきたきらくは、優雅に赤ワインを手に取りながら、今日の議論を始めた。) 「第一三共の決算分析の前に、まず会社の概要から説明させてもらうわね」 「当社は、革新的な医薬品の創出を行うグローバル製薬企業よ。特にがん領域での抗体薬物複合体(ADC)※1の開発に強みを持っているわ」 「抗体薬物複合体って何ですか?」銭太郎が首をかしげる。 あおいが補足する。「がん細胞を狙い打ちできる抗体に、強力な抗がん剤を結合させた薬剤のことです。正常な細胞への

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          三菱商事 2024年度第2四半期決算分析 - 三菱商事が掲げる「循環型成長モデル」の成果

          ■ 会社概要 ・創業: 1954年 ・事業内容: 総合商社(8事業グループ体制) - 天然ガス/金属資源開発: 収益の基盤事業 - エネルギートランスフォーメーション: 成長ドライバー - 食品・流通: 安定収益源 - インフラ・モビリティ: 中長期の成長分野 ・従業員数: 約8万人(連結) ■ 業績サマリー 中間純利益: 6,181億円 (前年同期比+32.6%) 【実態】 ・一過性要因(ローソン再評価益等)が2,730億円 ・実質利益は3,451億

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          2024年度第2四半期 商船三井の決算を読み解く:「純利益2,466億円」は一過性か構造変化か、海運最大手が語る真相

          [事業概要] 銭太郎「きらく所長、今日は商船三井の決算分析をお願いしたいゼニ。その前に、改めて事業構造を教えてほしいゼニ」 きらく「商船三井の事業は、大きく4つの柱で構成されているわ」 <商船三井の事業構造> 1. ドライバルク事業:鉄鉱石や石炭、穀物などの原材料輸送 2. エネルギー事業:原油タンカーやLNG船による資源輸送 3. 製品輸送事業:コンテナ船(ONE社)と自動車船による完成品輸送 4. ウェルビーイングライフ事業:不動産、フェリーなど あおい「

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          最高益更新のアドバンテスト 最新決算を読み解く:「なぜ営業利益率28.8%」という非製造業並みの収益性を実現できたのか

          きらく: (コーヒーを入れながら)今日はアドバンテストの2024年度第2四半期決算を分析していきましょう。まずは、アドバンテストの事業について基本的な理解を深めておきましょうか。 あおい: はい。アドバンテストは半導体テスト装置の世界的なリーディングカンパニーです。主に3つの事業を展開しています: 1. 半導体・部品テストシステム事業 - SoC(System on Chip)テスタ:スマートフォンやパソコン、AIチップなどに使われる半導体の検査装置 - メモリテスタ

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          双日2Q決算分析レポート:「443億円の減益」の裏に潜む静かな革新

          【事業概要】 総合商社大手の一角である双日。非資源分野に強みを持ち、特に航空事業、化学品事業、リテール事業が収益の柱。2024年度は省エネ・ESCO事業の強化と東南アジアでのアグリビジネス拡大を推進中。中期経営計画2026「Set for Next Stage」で掲げる2030年ビジョンの達成を目指している。 (個別株観測所のオフィス。夕暮れ時のオフィスに、コーヒーの香りが漂う) きらく:(エチオピア産コーヒーを丁寧に淹れながら) 「今日は双日の2Q決算、特に非資源化

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