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【ドラマ10】宙わたる教室 🈡(10)消えない星 (NHK)

12/10(火) 午後10:30-午後11:14
公式サイト

ディスレクシアに苦しんできた岳人(小林虎之介)。授業についていけず退学まで考えたアンジェラ(ガウ)。保健室登校を続けていた佳純(伊東蒼)。若い生徒らと溝を作った長嶺(イッセー尾形)。科学部に入るまで挫折や葛藤を経験してきた科学部メンバーは、様々な思いを胸に抱く。一方、藤竹(窪田正孝)は恩師の伊之瀬(長谷川初範)から思いがけないオファーを受け、逡巡。不安が入り混じる中、学会発表の日が迫ってくる。
(以上公式サイトより)


見たくて見たくなかった最終回。
とうとう大好きなドラマが終わってしまった。
藤竹先生はじめ科学部部員達ともお別れかと思うと、寂しくてたまらなく…ドラマでこんな思いになったのは久々かも。
ステージ上で立ち尽くす柳田部長の気持ち、なんとなく私と同じかも。
「物理準備室のドアを開けたら、思いもしなかったら場所につながっているなんて、思っても見なかった」
このドラマが言いたかったのは、こういう事だと思う。
ちょっとしたきっかけで人は変わる事ができる。
人との出会いが、新たな人との出会いにつながる。そしてまた、新しい可能性に出会う。
教育もそういう存在であって欲しい。

投げやりなヤンキーだった柳田くんが、喜んで他人に実験の説明をする。
気難しい長嶺さんが、JKに誘われて写真を撮る。
弱気な佳純ちゃんが、「優秀賞は悔しい、最優秀賞が欲しかった」と悔し涙を流す。
もう最高過ぎて、これが成長ってことなんだと皆んなに教えてあげたい。

最後のふたりのやり取りも、このドラマを締めくくるのに相応しいものだった。
柳田くん「それによ、人ってワクワクするの止められねぇもんな。俺さぁあんたに会う前の世界より今の世界の方が好きだよ」
藤竹先生「そっくりそのままお返しします。」

私も、このドラマを見る前より今の自分を好きになれそうだ。

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