映像の世紀 バタフライエフェクト「映像記録 東京裁判」
初回放送日:2024年4月1日
アメリカなど11か国が裁判官と検察官を務めた東京裁判は、日本の戦争指導者の責任を追及する様子を世界に発信するため、照明など撮影に万全の体制を整えた法廷で行われた。被告人25人のうち7人に極刑が言い渡された。傍聴していた作家・川端康成は、「劇的な人間の生と死との分れ目を私は眼前に見て、深く打たれるものがあった」と記している。東条英機、広田弘毅など戦争指導者が裁かれた東京裁判の2年6か月をたどる。
(以上HPより引用)
戦争の責任は誰にあるのか。
戦勝国による軍事裁判は、戦争犯罪を裁くのが大義名分である。しかしこの裁判においては、それだけではない何かが蠢いていたのではないか?
そう思わせるような内容であった。
例えば岸信介。なぜ彼が裁かれず生き残り、死して後も妖怪のように今なお影響を感じさせるのか。
GHQは日本を統治するために、国民の皇室愛を利用した。天皇の戦争犯罪を追求させないよう、東条英機に全て被せた。
毒をもって毒を制す。
巨悪は眠らない。
そんな事を思わせる東京裁判である。