見出し画像

ヨガをやって良かったこと

こんにちは。

前回は、なぜ私がヨガをやることになったのかということについて書きましたが、今日は、ヨガをやって良かったなぁと思うことを書いてみたいと思います。

本当に良かったと思うのは、

「人との出会い」です。

皆さんはヨガの言葉の語源や意味を知っていますか?

ヨガはインドで発祥したのですが、その語源は、古代インドのサンスクリット語で「結びつける」や「繋がる」を意味する「ユジュ(yuj)」という言葉から来ています。

「心と体をつなぐ」とか、「人と人を繋ぐ」とか、「人と場所をつなぐ」といった、いろいろな意味でヨガのことを説明することができますが、
本当にヨガを通しての多くの人との深い繋がりを感じています。



もう5年位前の話しですが、お寺でヨガをする機会がありました。

その時、部屋に入ってきた方と目が合った瞬間、「あれっ!」と思いました。
そして向こうも、はっとした表情で私を見て、

お互いに「あーーっ!!!」と声を上げて、

私もその瞬間、気づきました。
「あっ!!先生ーー!!」

なんと、自分が小学1年生の時の担任の先生がヨガのレッスンを受けに来てくださったのです。卒業して何十年経っています!

先生はたまたまそのチラシを以前から見ていたそうで、写真を見るとなんか見たことがある顔だし、名前が「みほ」だから、きっとそうに違いない…と思って来て下さったのでした。
ちなみに先生は、新任で初めてもった生徒だったので、私のことはよく覚えていたとのこと。

先生も一目見ただけでわかるくらい、当時とさほど変わらず、小柄で可愛らしくて優しいにこやかな先生がそこに立っていたのでした。

そしてその日をきっかけに、先生は私のヨガスタジオにも足を運んでくださるようになりました。

くすぐったい気持ちなのですが、今は私が小学校の時のその担任の先生に、ヨガをお伝えするようになりました。


あと、昔は託児付きの子連れママヨガサークルもやっていたんですが、当時、赤ちゃんを連れてそのサークルに来ていたお客様と、10数年ぶりに再会して、あの時赤ちゃんだった子供がもう大学生だとか、成人したよっていう会話になります。

そして、その大人になったお子さんと一緒に、親子2代で私のヨガを受けに来てくださる方も中にはいらっしゃいます。

またある場所では、長女が生まれた頃に始めたレッスンがあるのですが、その長女がもうすぐ16歳。
当初からずっと通ってくださっているお客様もいて、

「16年も経ったなんて、ホントあっという間だった。ここまで先生のヨガだったからこそ、ずっと続けてこられたわ」と言ってくださいました。

その言葉は涙が出るほど嬉しくて、気づいたら、本当にここまであっという間でした。

ヨガが色々な方の生活の一部となり、ヨガを通して長く人生に関われたということは、とてもありがたく、幸せなことだなと、今振り返って思います。

出会った方の心や体が少しでも楽になって元気になれる、そんなお手伝いをすることができる仕事です。

仕事というよりも、不思議な感覚です。

多分、こんなに「ありがとう」と言ってもらえて、私も「ありがとう」と言い合える仕事もそう多くはないのかなと思うと、本当に幸せだなと思います。

皆さんと同じように年を重ねながら、これからも生涯現役で、いろんな方との出会いを大切に、細く長くずーっとヨガをお伝えしていきたいと思っています。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?