食べ物の記憶を掘り起こす
ご当地グルメというキーワードで、これまでを振り返ってみよう。せっかくだから美味しくて良い思い出があるような、そんなメニューについて書いてみたいものだ…
…中々出てこなかったことを告白します。意外と難しかったなあ。でも引っ張り出してこれたので私自身が喜べています。
スウェーデンに留学していて、クリスマスの時期にホームステイ先で振る舞ってもらえた『ヤンソン氏の誘惑』。
じゃがいもとアンチョビのグラタンだそうな。なぜそんな人ごとかと言うと、味わった時の記憶は「じゃがいもがとても美味しい」だけで内容を知らなかったから。今ネットで調べてアンチョビだったのかと納得したのです。でもそれが何だろうと私にとっては、ただのジャガイモなのに何故こんなに美味しいんだ?(ただ、じゃあないですよねホワイトクリームの塩加減他あるでしょうし、そもそもホストファミリーの善意でご招待下さった特別な機会だった訳だから)という記憶、そしてこの国の人達はこんなに美味しいイモを食べてるんだなあ、これなら主食にもなる訳だ。日本の米とおなじだなあ、だったので。(スウェーデンでのことは素晴らしいことも辛かったことも沢山あるのでまたの機会に書いてみることにします)
それぞれの場所で有名な料理、それを味わえたなら既に大成功なんじゃないですかね。これまでご当地グルメについて考えたことなかったけれど、そんなことを思ってしまった。お題があるって楽しいことなんですね。