激変の渋谷~独身時代に愛用した『Hanako』の記述から。今もある「アブラっぽい焼き鳥店が軒を並べるおやじエリア」
会社員を退職し、個人事業主になって被災ブリの渋谷での業務が続いている。独身時代、渋谷にはクライアントがあったのでよく行った。1990年代前半頃。渋谷駅前近辺は特に激変している。
『Hanako』1993年4月15日号が部屋の片隅から出てきたので、パラパラとめくってみる。定価は330円。
この号は、「21ストリート別レストラン・ガイド」よく行くあたりを拝見。「駅の南口と道玄坂、246に挟まれたデルタ・ゾーンは、アブラっぽい焼き鳥店が軒を並べるおやじエリアとして、つとに有名」確かにこのエリアは今でもおじさん天国。ただ、エリアの渋い店にはヤング層も多く、混とんとしている。
業務を終え、1歩外へ出ると渋谷の喧騒。20時過ぎ、疲れた頭で外へ出ると勤務スペースとの落差に驚いている。
この時期の『Hanako』はかなり売れていた。広告もたくさん。渋谷特集のすぐ後ろにサントリーが設営したカンパリカクテル・ベンツ屋台をPRする記事広告。表題は「週末ドラマのオープニングは赤い屋台のカンパリオレンジで」少し気障。東京の街角を「いかにも恋に生きる風情を楽しむ老若男女が行き交うセーヌ川沿いの散歩道とか、人生を楽しむべく食事に繰り出す人々を裏道などに共通する」と比喩する。そうかなーと思ったりする。
#渋谷 #Hanako #サントリー