長谷川牡丹(水星のおべっか)

下町区民|結婚したい恋人がいる|スナック時々|SE|団地が好き|カルチャーが好き

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ジェンダー論成す術なし2020現在、新橋にて

ジェンダー論を問う友達(男性)と飲んだ。 彼はそこそこ名の知れたツイッタラーで、世の中の生きにくさを代弁するべく、数世紀あとの代でジェンダー論が日常化すればいいなあと言うけど、やっぱりそう問う彼は現代では生きにくそうだ。 彼とは新橋で飲んだ。 新橋にはやはり、饒舌なサラリーマンがよくいる。 饒舌なサラリーマンはよく飲み屋事情に慣れており、カウンター横の別客や、店員に話しかける。 わたしはちょうどそのサラリーマンの的に当たった。 そのサラリーマンはこの店のお勧めの食

    • ワキクサ(脇臭)

      恋人はパスタの湯で時間を測る時、アレクサのごとく 「〇〇クサ(わたしの名前の一部)、タイマーをセットして」 などとお願いしてくる。 ところでわたしは、そんな彼の脇に顔を埋めて、匂いを嗅いでは 「くさっ♡」 とするのが好き。 なので〇〇クサとわたしに呼びかけたら、わたしは彼へ 「ワキクサ(あるいはアセクサ)、ソースをあたためて」 と言い返す。 そんな日常が好き。

      • この恋に名前がついた日

        結婚指輪をつけてるかつけてないかをじろじろ見てしまうのって、みんな経験があると思う。 3年前のプラトニックラバーとは、今は親友だ。 もう6年越しの彼女とついに結婚した話を聞いた時は、もう手の届かないところに置いてかれてしまったと思ったのも2年前になる。 最近とある仕事で久しぶりに彼に会った。 人前に出る仕事を気にかけて、既婚者であることは公にしていないために普段指輪はつけてないのだけど、このコロナで在宅ワークにでせっせと制作している彼は、この時期だからか改めて指輪をつけ

        • 正直に生きるガールトーク

          いつも誰かを気にして生活することは、品であり、為人であることは十分わかってるけど、ダイエットが成功した裏側には、どんなうんこが出たとか、人には言いにくい嬉しいことがたくさんあるものだ。 週一、二でスナックで働く私は、人の弱い部分を抱きしめることに愛おしさを感じるようになった。もっと前は、バーバリーばかり着ては自慢することしかできないおっさんを煙たいと思っていたけど、そういうおっさんもいつしか私の中では「おじちゃま」に変わっているし、きっと自分に素直でいることは、いつしか誰か

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        • 一生モテるつもり
          2本
        • わきのにおいまで愛してる
          2本