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月はいつも見ている 〜兎〜

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過食症を抱える風俗嬢と、定職をもたない6歳下の青年との同棲物語。
何事も中途半端だった今年で55歳になるじじぃ。クオリティーは求めずまずは小説を完結させることを目指…
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2024年5月の記事一覧

【月はいつも見ている 〜兎〜 】  第1章 ep.03

嫌味をいくつか言われた駅員さんは、私たち駅の階段を降りるまで付き合ってくれた。 「すいま…

【月はいつも見ている 〜兎〜 】  第1章ep.02

「おはようございます!」 私が、この挨拶をしたことにより店の奥にいる何人かの男性従業員た…

【月はいつも見ている 〜兎〜 】  第1章 ep.01

1993年4月 満開を過ぎた桜、冷えたアスファルトを朝露あさつゆと一緒に散り落ちた花弁で彩り…

「月はいつもみている ~兎~」 目次

プロローグ 第1章 出会いep.01 https://note.com/obatuji/n/na2f5ab01e38e ep.02 https…

【月はいつも見ている 〜兎〜 】  プロローグ

1993年3月 ある都市の主要駅から少し離れた駅のちかく。 列車の快速電車も止まらない駅だが…