「まことうどん」のカレーうどんほど軽やかなすすり心地の麺は他にはない。
こんにちは。福岡でフリーランスをやっている酒井です。
デザインからインタビューまで、幅広くやっています。
さて、東京から福岡に引っ越してきて、福岡のうどんがうますぎることに気づいた僕。そして我が家から一番近いMyうどん店でもある「まことうどん」のカレーうどんがまた素晴らしいので、紹介させて頂こうと思います。
本当に食べてる途中から、もう一回着丼からやり直したいと思えるほど、最高のすすり心地を醸してくれるカレーうどんなんです。
まことうどんは「きめ細やか」なサービスでお客様を癒す。
さて、数ある福岡うどんのお店の中で、まことうどんが群を抜いているのが、とにかく全てにおいて「きめ細やかさ」が素晴らしいというところです。
お店に入ると、包み込むような「いらっしゃいませ」の声。「おかえりなさい」を言ってもらった時の声のトーンなんですよ。入って2秒でエモい気持ちになります。
そして、ピカピカに磨かれたテーブル。そこへ店員さんが運んできた丼を両手で配膳するときの着丼の所作。どんぶりの中の細くて柔らかいうどん。啜り心地もきめ細やか。
支払いの時の「またお願いします」のお見送りの声まで、とにかくずっと気分がいい。そんなお店なんです。
日本…いや福岡のサービス精神ってこんなにレベルが高いのか。と本当にしみじみと感じることができます。
すすり心地が心地いい軽やかなカレーうどん
そして、まことうどんのカレーうどんが、これまたお店の優しさが溶け込んでいるんようなお味なんですよ。
カレーって基本的にスパイシーなイメージがあると思うんですが、ここのカレーうどんは一言で言うなら「ダシ感」がまず来る。
不思議なんです。目の前の丼に入っているのはまごうことなき「カレー」なんですが、啜ると「ダシ」なんですよ。で遅れてカレーの雰囲気がフッと現れるみたいな感じ。
あくまで、まことうどんは「うどん」が主役なんだ!
だから、ここの店には「カレーうどん」はあるけど「カレーライス」はメニューにないんだ!!!と当たり前のことに気づくわけです。
で、なんといってもこのカレーうどん、すすり心地が半端じゃなく気持ちいい。うどんをすすっているはずなのに、風通しのよい小高い丘の上で深呼吸しているようなすすり心地。の後にくる魅惑のカレーの風味。
すするのを邪魔しないようにするためか、具はほとんど溶け込んでいるような感じ。お肉もほぼ溶けちゃって、たまにめちゃくちゃ美味しい脂身が口の中にタピオカのようにするんって入ってくるんですよ。二、三回噛むと無くなってしまうその脂身の上品な旨み。これまた至福。
アクセントに添えられた斜めに細く切られたネギもまたシャキっとしているから、すすりすぎてトロトロに溶けた気持ちを、一回シャキッとリセットしてくるので、正気にもどれるんですよ。あ、今、僕はカレーうどんをすすってたんだって。それで、また優しいカレーうどんの世界を堪能できるって言う。
おかしな表現なんですが、食べているのに本当に全く食べている感じがしないというか…良い意味で軽い。軽やかなんですよね。
6歳の娘とシェアするために大盛りを食べましたが、その娘ですらも
「そのおうどん、ぜんぶ、じぶんでたべたかったなぁ。」と言うくらいライトなんです。
まことうどんは、本当にお腹を満たすというよりも、心を満たしてくれるお店といった方が良いのかも。嫌なことを全部忘れさせてくれる最高のすすり心地をぜひ味わって欲しいです!!
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