ウエストの「かき揚げうどん」が繊細すぎて実質カロリーゼロ。
こんにちは。福岡でフリーランスをしている酒井です。
福岡に来てからうどんのことを考えなかった日は一日もありません。
さて、先日、福岡のうどんチェーン店「ウエスト」のごぼ天うどんを食べてきたのですが、
我が家の共通認識として、
「ウエスト=かき揚げ屋さん」
というものがあるんですね。
かき揚げうどん 590円が他のうどん屋さんと比べて明らかに美味すぎるんです。
ウエストのかき揚げが「海の宝石箱」すぎる件。
ウエストって天ぷらがとにかく充実してるんですが、その中でもかき揚げが本当に素晴らしいんですよ。
一口食べると彦摩呂さんの
「海の宝石箱や〜!」
の言葉が頭に降ってくるくらい、エビとイカが次から次へとじゃんじゃん出てくるんです。
しかもエビも、
・桜エビ
・ぷりぷりエビ
のこの二種類が入っているので、どこを食べてもいるんです。エビが。
あと、かき揚げって、油でどうしても重くなりがちなイメージありませんか?
「食べている最中に口の周りが油でベトベトになっちゃって、食べた後も胸やけ心配だし、なんか若い頃はそう言うのもすきだったんだけどね。」
とか思っちゃってる方、大丈夫です。
ウエストのかき揚げは軽い。
40代男性・酒好きの僕の胃でも、次の日、全くもたれませんでした。それくらい油を感じさせないんですよね。
使っている油や、揚げ方にも本当にいろんな工夫があると思うんですが、僕的に感じたのが野菜の切り方なんじゃないかと。
玉ねぎもにんじんも千切りと言っていいほど細切りなんですよ。しかもちゃんとみずみずしい。油の旨みじゃなくて、野菜の旨み。
だから必要以上に、野菜に油が入っていかないように本当にさっと短時間で揚がる形を目指しているのではないかと。
僕、実は舞茸の天ぷらとかすごい好きなんですが、実はめちゃくちゃカロリー高いの知ってました?
多分あれって揚がるまでに時間がかかるし、油が染み込みやすい食材なんですよね。油の旨さも味わえる代わりに、カロリー爆弾になりやすいのではないかと。
それがこのかき揚げには全く感じられない。あくまで素材の旨みが主役のかき揚げなんです。
あと、ちょこちょこ入ってる大葉も海鮮たちのいい繋ぎ役になっていて、ぷりぷりエビと柔らかイカ、そして無限に湧いて出てくる桜エビが渾然一体になって口の中に飛び込んでくるんです。もちろん揚げたてです。
しかも、このかき揚げ、味付けも相当おとなしめなので、ウエストの淡麗な出汁のうどんともベストマッチなんですよ。
こんだけ軽かったら、むしろかき揚げも「野菜サラダ」とみなして、このうどんは実質カロリーゼロというところまである。
正直、このかき揚げうどんを食べるときには、卓上の無料ネギには手をつけるのを忘れちゃいます。
なんだかんだでネギって主張が激しい薬味だと思うんです。ネギにはネギの旨さがあるんですが、味変アイテムとしてはかなり大きいところがある。
かき揚げうどんの、繊細な歯ざわりと素材の旨みの世界観を十分に味わうためには、あえてのネギなしで行きたくなっちゃうんですね。
実は「豚肉得うどん」というネギを乗せることで旨みが増すメニューもあるんですけどね。
ウエストのうどんは「味が薄いけどうまい」店が、毎日食べられる秘訣だと思うんです。
老若男女に愛される味付けってこういうことだよなぁ。また行こう!
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