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牧のうどん「きつねうどん」はアゲでうどんを包みこんで食べてほしい。

こんにちは。福岡に移住してフリーランスしている酒井です。
飲み過ぎで胃弱なときこそ、うどんが沁みますね。

きつねうどん。
僕の記憶の中で一番最初に食べたうどんはオカンがおいなりさん作りで余ったアゲで作ったきつねうどんだった。

確かあれは妹のひな祭りか何かの時期。
うちはお祝い事になると、鯖の押し寿司といろんな具が入った巻き寿司、そしていなり寿司を作ってみんなで食べるような家庭だった。

そして、いなり寿司を作るとアゲが大体余るため、気合を入れまくった祭りの次の日はきつねうどんになる。
そう、僕にとって、きつねうどん=祭りの後のメシなのである。

祭りの次の日は、大体、食べすぎで何か疲れている。
そういう時にシンプルなきつねうどんは、やっぱり丁度いいのである。

そして昨日。僕は飲み会明けで疲れていた。
福岡で新しくできたパパ友一家と家族総出で居酒屋に行ったからだ。
運良く(?)そこの家もかなりお酒が飲める家で、久々にハイボールをバカバカ飲んで楽しく過ごした代償が朝になって体に出た。

喉はカラカラで、体全体が乾燥しているのがわかる状態で起き、正直食欲もない。

そんな時に思いついたのが、「牧のうどんのきつねうどん」なのだ。

アゲの中にやわいうどんを入れて食べるのがオススメ。

正直、いつもの僕ならアゲがのったうどんをたべるなら「たまごうどん 450円」を選んでいる。
なぜなら、たまごうどんには、「生卵」の他に「アゲ1枚」「わかめ」も載っている…なんなら、嬉しいサービスメニューといっても過言ではないからだ。

ただ、今回は僕は「きつねうどん 460円」を選んだ。
なぜか。

牧のうどんのアゲは、スープを味わうのに非常に良いアイテムだからだ。
それが3枚も入っている。要するに贅沢だ。

では、このアゲの僕なりの使い方をお伝えしよう。
それが、「アゲでうどんを包む」という方法。

アゲ単体で食べても美味しいのだが、僕はこのアゲの中に、

①ヤワいうどんを詰めて、
②レンゲの上に①を載せてスープに沈め
③口の中に突っ込む→美味すぎ昇天

という食べ方をオススメしたい。

なんというか、めちゃくちゃうまい餅巾着みたいな感じになるのである。
しかもスープが口の中で二段階でじゅわーっと出てくるというか。

いつもの激うまスープが、アゲのほのかな甘みでブーストされ、至福の状態が口の中で巻き起こる。

僕が牧のうどんのアゲが素晴らしいと思うのが「甘すぎない」という点だ。
肉うどんのように、明らかに「甘い」という具も嫌いじゃないのだが、疲れている時には少し気持ちが着いていかない時もある。

でも、アゲの甘さは本当に丁度いいのだ。それを使ってうどんを食べると、一口ごとに元気になっていく気がする。福岡の胃弱メシランキングをつけるとしたら、間違いなく5本の指に入るくらいの優しさだ。

年の瀬で飲み会が増える今日この頃。
いつもの牧のうどんで、美味しいうどんと向き合える自分に「一年お疲れさま。」とご自愛している時間は尊い。

好きなものを好きなように食べる幸せを牧のうどんのきつねうどんが教えてくれたのです。




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