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牧のうどん「しめじうどん」はダシを噛み締める幸せに溢れていた。「やわかた」の無限ループ爆誕。

こんにちは。福岡でフリーランスやっている酒井です。
最近は仕事の合間に、牧のうどんの伝票を眺めることが趣味です。

さて、先日、牧のうどんの椎茸うどんを頂いて衝撃を受けたんです。
牧のうどんの「キノコ」の旨さに。

食べた瞬間に完全に脳内をハックして気持ちよくなっちゃう椎茸うどん、他にそんなメニューはないのか…と探していたところ、あったんですよ。
「しめじうどん」です。

食べるダシ=牧のうどんの「しめじ」だった!

牧のうどんには「しめじうどん」という、味付けしめじがドサっとのったうどんがあったんですよ。

もう、これは頼むしかない!と勢い込んで頼み、乗っていたのがこのしめじ!

なんかスーパーで売っている丸い傘を被った「ぶなしめじ」と明らかに様子がちがうぞ…

こんなしめじ、みたことないな。

こいつを一口食べてみると、コリッとした食感!
これ、あわびですわ!!
一口噛んで終わるタイプじゃない、しっかりと歯がグッと入っていくタイプ。心地よい噛みごたえ。

しかも噛めば噛むほど、奥の方からじわっじわっと、牧のうどんのダシの味が出てくるんですよ。ずっと口の中でダシを味わえる幸せ。

仮に僕が東京に長期出張にいったなら、この「しめじ」だけをスーツの内ポケットに忍ばせておきたい。

福岡のうどんが恋しくてたまらなくなった時に、スッと胸元に手を伸ばし、誰にもわからないようにしめじを一本、口の中に滑り込ませ食べる。

そうすれば、牧のうどんのダシを瞬時に味わうことができるのでは…。

と、アホなことを想像できるくらい、ダシの味が永遠に出てくるんです。

「やわかた」の無限ループを成立させる一杯。

あと、「やわい」うどんと、「かたい」しめじのこの食感のアクセントがめっちゃ楽しい。

コリコリのしめじで十分アゴを使ったあとに、ストレスゼロのとぅるとぅるのうどんを啜り込む。

今までのうどんと違って、このうどんはゆっくり食べたくなるんですよ。
熱々を一息に啜り込んだほうがいい一杯ももちろんあります。もやしうどんとかは、一息系の最有力候補。

一方で「しめじうどん」に関しては、目を瞑りながら味わいを感じつつ、一口一口を大事に食べたくなるんです。噛み締めたくなるんです。

目を閉じてゆっくり出汁のありがたみを味わっていると、なぜか藤井風の「帰ろう」が頭の中に流れてくるんです。

浄化されていくんですよね。

生活の中の細々とした悩みがこのダシを感じている時は忘れられる。そして柔いうどんが癒してくれる。祈りさえ捧げたくなる。

この「やわかた」の幸せ無限ループが成立させてくる牧のうどんの工夫ですよ。毎回、牧のうどんを食べてて思うんですが、うどんとダシにあうトッピングの開発が上手すぎる。

きっと料理長さん、いろんな美味しいものたべているんだろうなぁ。じゃないと、うどん一杯でここまでいろんなバリエーション出せないでしょう!!

うどん食べてて、「生きててよかった」って感じることができるって、東京にいた時には絶対に想像できなかったでしょう。

これからしんどいことがあっても、僕には牧のうどんがあるから大丈夫。そう言える一杯でした。

他のメニューについても↓で書いてますー!全メニュー、本当にうまい!


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