いつもより邦画を見ている2024



プロローグ


今年に入って邦画を見る数が増えました。
特に何かあった訳では無いんですが、なんかそんな気がします。
実写映画も、気持ち次第ですが、見ようかなと思ったり。
そういう、勝手に持ってしまったものを払拭したとき、またいいものに出会えるのです。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」 (配信)


ここ最近一気に「岸辺露伴は動かない」のドラマシリーズを見始めました。
「ジョジョの奇妙な冒険」は、しっかり9部まで読んでますが、あんまり番外編までは手を出しておらず、多分「恥知らずのパープルヘイズ」だけ唯一読んだことあるレベル。
ということで、「岸辺露伴は動かない」もほぼほぼ触れたことない状態での視聴でした。
スタンドという言葉を敢えて使わず、そしてスタンドも具現化せず、という話を聞いていたので、それで面白くなるのかしら?、と思いながら見てみると、やっぱり面白いんだ!
ある意味、ジョジョ本編で見られるようなスタンド同士の熱いバトルみたいのはなく、どちらかというと神様とか怪異みたいな人智を超えた存在(スタンドも既にそういう存在ではあるけど)に、どう勝つか、というより、どう負けないか、みたいな感じがしていいです。
今回の作品も、やっぱりずっと奇妙で、それでいてどんどん引き込まれていきましたね。
個人的に高橋一生さんの岸辺露伴が完璧だからこそ、青年期の露伴先生は正直ハマらず、そこだけは惜しかったです。


「岬の兄妹」 (配信)


ちょっと疲れているタイミングで、90分ならと見始めましたが、このタイミングで見るべき映画ではなかったですね。
体に不自由がありリストラされた兄が、自閉症の妹を売春させるんだけど、まあその時点で話の重さはお察しではある。
お前は足が悪いんじゃない、と兄が説教されるシーン、とても効くよね。
でも冷静に考えて、このお兄さんの中にはそういう発想もなかった気がするんだよな。なかったのに、妹がそういう行為を許してたことを知って、天啓とばかりに初めてしまった。
実際、新宿の立ちんぼ問題とかもあるけど、あれが良い悪いは置いておいて、やっぱり買う側にも売る側にもモラルが必要なわけで、この妹のような子が来た時点で、引かない男も男よね。
でもこの妹も行為の重大さを分かってないからか嫌がってはいないし、なんか難しい。
お兄さんも自分が得する為だけに妹を出してるわけじゃなく、妹にも同じような生活を提供してるわけで、何を正しいとするか、悪いとするか。何なんだろう。


「マスカレード・ホテル」&「マスカレード・ナイト」 (配信)


「マスカレード・ホテル」

まずは1作目のこちらから。
東野圭吾さんはやっぱりスゴすぎるんです。つい最近劇場で以来の「沈黙のパレード」を見てそう思いました。
ということで、意外と履修していなかったこちらのシリーズの1作目。
木村拓哉さん×長澤まさみさん、そして脇を固める役者さんたちもすごいのなんの。結局、誰しもが犯人になりうるキャスティングなので、そういうメタ的視点から推測できなかったのも良かったです。
こういうのを見ると、なんで犯人はアピールすんねん、って気持ちになりますが、意外と人間なんてそんなもんなのかもしれない。
いっぱい人出てきて、みんな怪しそうで、最後まで分からない感じが良かったです。

「マスカレード・ナイト」

そして2作目のこちら。
続編を見てみましょうの日。これもまた良き。
前回出てこなかった人は、ついつい疑っちゃいますし、もしくは「アンフェア」みたいに平気で裏切り者がいる可能性もあるのでそっちも考えちゃうよね。
今回は本当にマスカレードでしたからね、みんな変装しちゃうから難しくなりました。
こいつに変装してると思ったら、違うやつに変装してた!、みたいな惑わせ方もあるかなと思ったけど、そういうのは意外となく、見やすかったです。


エピローグ


来週あげるラジオの話になるんですがね、岸辺露伴がきっかけで高橋一生さんと飯豊まりえさんがご結婚されたという話を、相方のハンマーにされて初めて知りまして、あまりにも遅すぎるおめてとうございます、が出ました。
いやあ、好きな作品の2人が結婚されると、こりゃあテンション上がりますね。
本当に、おめでとうございます!

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