発達障害の子どもが増えている本当の理由
こんにちは、おあです🤗
３児子育て中で、小学生の娘２人はホームエデュケーションを選択しています✨
子どもたちが毎日を楽しく、自分らしく過ごせる社会にしていくために、これからの学びの在り方について考えるnoteです📒
今回は、「発達障害の子どもが増えている本当の理由」というテーマで書いていきます🖋
文部科学省の２０２２年のデータによると、「通常の学級に在籍する小中学生の8.8%に学習や行動に困難のある発達障害の可能性がある」そうです🙌
つまり、今の学校には「発達障害児が１クラスに約３人いる」と😮
これは、医学的な診断基準を参考にして作られた項目に対して、❝担任の先生が回答している❞データです👇
発達障害に関して、いわゆる正式な国際データというのは揃っていません。
ただ、日本は発達障害が突出して多いとは言われているようです。
・・・しかも、年々増えていると😱
文部科学省は、発達障害児の増加の背景には「発達障害への認知の広がりがある」と分析しているんですが、本当にそれだけでしょうか？
この「発達障害が増加している」というニュースに、私が違和感を感じるのには、娘の学校で経験したある出来事がありまして・・・😔
・・・長女が小学校に入学する時。
幼稚園でずっと一緒に過ごしていたお友達が、就学時健診で引っかかったんです💦
幼稚園のお友達が、小学校入学時点で特別支援学級に振り分けられ、通常学級に入ったうちの娘とは、入学後ほとんど関わりがなくなってしまいました😣
同じ学校に通っているはずなのに、まるで違う学校に行ってしまったかのよう・・・。
・・・さらに、１年生から２年生に上がる時。
２年生から３年生に上がる時。
１人ずつ「特別支援学級」に送られていくんです😱
去年まで一緒に学んでいたお友達が、学年が上がるごとに、１人ずつ消えていく・・・。
排除されていくんです、 通常学級から😨
・・・これが、何を意味しているかと言うと💡
例えば、「子ども」がキュウリ🥒だったらですね、綺麗でまっすぐな、長さが２０センチのキュウリ🥒
規格２０センチのキュウリ🥒専用の箱が「学校」です🏫
・・・で、この用意された２０センチキュウリ🥒専用の箱（＝学校）に収まらないキュウリ🥒（＝子ども）は障害の疑いがあると。
規格外のキュウリ🥒は扱いに困りますので、別の箱（＝特別支援学級）に入っていただきますと🙌
要は、「箱（＝学校）ありき」なんですね💦
先に「箱（＝学校）」があり、その規格に収まらない子どもは「発達障害の疑い」。だから「特別支援学級」へ・・・という流れが起きているのではないかと😱
その特別支援学級には、鳥の名前だったり、お花の名前だったり、通常学級とは少し違った名前が付けられているんですね。
例えば、3年1組、2組、3組、4組・・・とあって、そこにお友達の名前がないわけですよ💦
「あれ？〇〇ちゃんは？」
名簿を探してもどこにも見当たりません。
そこで初めて、お友達が「特別支援学級」に移ったことが判明するわけです😨
・・・子どもたちはどう思いますかね？
「ああ、あの子、〇〇学級に行っちゃったんだ😔」
その学級には、勉強ができなくて、みんなの輪を乱す、問題のある子どもたちが集められているというイメージがあるわけですよ💦
「できない子が行く教室」というイメージ😱
・・・恐ろしい排除・排斥だと思いませんか？？
私が小学生の時は、そういう「特別支援学級」という別枠がそもそもありませんでした🙌
当時は４０人以上のクラスでしたけども、本当にいろんな子がいましたよ✨
勉強ができる子もできない子も、当たり前に机を並べて学んでいました📓
勉強はできなくても走るのが速いとか、勉強はできなくても心の優しい子とか、勉強なんて❝単なる個性の１つ❞でしかありませんでした。
勉強についていけない子だから発達障害だとか、ちょっと落ち着かない子だから特別支援学級にとか、そんな排除・排斥は、３０年前の私の時代にはありませんでした😔
昨年、息子の就学時健診に行った時の話👦
たまたま私たち親子の前に並んでいたお子さんが、元気いっぱいだったんですね☀️
男の子で、とっても可愛い💕
ちょろちょろしていて、私から見たらただただ元気な男の子なんです🤗
・・・ですが、集団行動面接というのでしょうか？
教室で、子ども達がドリルか何かをやったらしいんですけれども。
集団行動面接から帰ってきた後に、１人の先生がその子のお母さんにコソッと何かの紙？を渡したのです。
「面談をしましょう」と。
「個別に今度話し合いましょう」ということでした。
つまり、「特別支援学級に行きましょう」という赤紙のようなものだったんです😱
・・・で、その先生が立ち去った後。
お母さんは、その元気いっぱいの男の子に向かって、
「あんた！１番できなかったんだって！」と怒り始めたんです😰
お宅のキュウリ🥒（＝あなたのお子さん）は、ちょっと曲がっていますと。
規格の箱（＝学校の枠）に入りませんと。
だから、困ります！
売り物になりません！
お宅のキュウリ🥒（＝あなたのお子さん）は、商品として不適格なので、別の箱（＝特別支援学級）に入っていただきます！
・・・つまり、そういうようなイメージじゃないですか？これって😣
全部きれいでまっすぐな、２０センチのキュウリ🥒を求める学校🏫
先生たちにとっても、35人…40人…という大人数の、様々な個性を持った子どもたちを、１つのカリキュラムで、１つの教育方法で教えていくって、大変なことですから💦
やっぱり、２０センチのまっすぐなキュウリ🥒であってほしいと。
箱に収まってもらわないと困ると。
・・・結局、そういうことになっていってしまうわけなんです😰
就学時健診でお母さんに怒られていた、あの、やんちゃな男の子👦
私は「全っ然、収まらなくていいよ！」って思ってます😓
「学校なんて狭い枠に嵌まる必要なんか、全くないよ！」って言いたいです🔥
あのお母さんにも、「あなたの子どもが、学校が決めた規格に合わないからって、みんなと違う箱に入れって言われたからって、何も気にしなくていいですよ！」って伝えたかったです🥲
・・・お母さんも、子どもが規格内に収まらないことが、まるで❝恥ずかしい❞ことだって、❝いけない❞ことだって、思わされてしまってるんでしょうね😔
この社会全体を覆っている学校的価値観みたいなものに「みんなと同じようにできない（＝学校に収まらない子）は、変な子。ダメな子。おかしい子。」と思い込まされてしまっているんだと思います😔
親たちも、その目に見えない学校的価値観に洗脳されて、自分の子どもに向かって、「なんでアンタはみんなと同じにできないの！」「なんでアンタは２０センチのまっすぐなキュウリ🥒じゃないの！」と、追い詰めていってしまうのではないでしょうか😔
個性的なキュウリ🥒を、きっちりした規定の箱に無理矢理押し込もうとして、ポキッと折れて、死んでしまう子ども・・・😔
規格通りの箱に収まらないからと、曲がっているからと排除されて、商品不適格の烙印を押されて、自信を失くして、「自分はバカなんだ」「自分なんかどうしようもないダメ人間だ」といって、自分で死を選んでいく子どもたち・・・😩
これは今、日本はこんなに少子化が進んでいる中、子どもの自殺がなぜ過去最多なのかという話にも繋がります👇
❝発達障害の子どもが増えている❞と言うけれど、それはつまり、「学校」が求める規格に収まらない子どもが増えている、という意味なのではないでしょうか😰
・・・しかも、「先生から見て」。
教育がうまくいかないのは、「子どもに障害があるからだ」と、そういうことにされてしまっているのではありませんか？？
学校が決めた❝規格❞に収まらない子ども達。
本当は、その❝枠❞の方こそ変えるべきなのに・・・😨
本来、学校が勝手に決めた規格に❝子ども❞を合わせる必要なんてないのに・・・💦
「この枠に収めなきゃいけない」と言っている箱（＝学校）は変えることなく、あくまでもその箱に入らないキュウリ🥒（＝子ども）がおかしいと言って、障害児扱いして、別の箱にどんどん送り込んでいっている、という状況が窺われます😩
そもそも、「キュウリ🥒が20センチでなければならない」必要性って何かあるんですかね？
やっぱり❝便利❞だからでしょうかね？
長さが揃っている方が、箱に詰め込みやすいから。
出荷しやすいから。
売れやすいから。
・・・ですかね？？
作業する側にとってきっと❝タイパ＆コスパ❞がいいのでしょうね🍀
・・・それって完全に❝大人の都合❞❝大人の勝手❞ですよね？？😣
親も親だと思うんですよ😣
子どもが学校が決めた枠に収まらない。
だからお子さんは「特別支援学級（＝別の箱）に行ってください。」
・・・そりゃショックだと思いますけれども💦
でも、冷静になって考えてみてください。
箱（学校）に収まらないことの何が悪いんですか？
あなたのお子さんは、何も恥じるところはありません✨
むしろ、子どもに❝障害❞が生じるような、「学校という箱」の方こそおかしいんじゃない？？という視点を持っていただきたいのです😔
巨大なシステムに組み込まれている学校側が変わることは、難しいです👇
どうか、あなただけは最後まで子どもの味方でいてあげてください💐
学校側から「発達障害ではないか」と指摘されたり、「特別支援学級に行ってください」と促された時に、「えっ？！」って。
「なんで？」って。
親であるあなたがまず、疑問を抱いてほしいです。
先生や専門家の意見を鵜呑みにせず。
ましてや「あんたなんで２０センチじゃないの！」
「ちゃんとこの箱に入らなきゃダメでしょ！」
な～んて、学校と一緒になって責めないでください💦
子どもが２０センチでないこと、まっすぐでないこと、「普通」でないこと・・・を❝悩む❞のではなくて、「イイじゃない👍」って。
「何が問題なのですか？」って、率直に訊いてみてください✨
そして、自信を持ってください。
「うちの子はこのまんまでキュウリ🥒です」と。
「２０センチでないとダメってどうしてなのですか？」と。
どうしてもその枠にはまらないと困る・・・と言われるのであれば、お子さんを無理にそんな箱（＝学校）に押し込める必要はありません。
「求められている箱（＝学校）」の方こそ、変わっていくべき、変えていくべきだと思います👇
今の時代、今の子ども達には合わない教育・・・１５０年前からほとんど変わらない内容とやり方・・・を押し通しているせいで、学校には様々な問題が生じています💦
私たち１人１人が、教育とはなんなのか、学校とはなんのためにあるのか、という本質について学び、考え続けていくことが、その問題解決の糸口になるはずだと、私は信じています✨
お読み下さりありがとうございました💐
また次回お会いしましょう👋
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