幼稚園、保育園選びはお任せ!    ベテラン保育士が経験した良い園とは?評価のポイント10!!!

9月に入りました。

そろそろ幼稚園、保育園の願書配布、願書受付が開始されますね。

うちの保育園でも見学者が増えて、園内を案内したり、保育を説明したりと働いております。

さて、皆さんはどの基準で園を選んでいますか?

人気だから、家から近いから、綺麗だから、英語など習い事を教えてくれるから・・・理由はたくさんあると思います。

そこで現場で担任を17年してきた私がこんな幼稚園、保育園なら素敵だなと思うことを10個考えてみました。

ここだけの話、見学の時だけ頑張る園で働いてました・・・。

そんな園を見破って、素敵な園に入園してくださいね!

1.子どもと遊んでいない時の先生達の表情!

園ではお子さんと先生との関係性が1番大切です。先生が優しいだけで子どもは、また園に行きたい!となりますよね。そこで何を見るかというと先生の表情です。子どもと遊んでいる時は当然、笑顔です。見るタイミングは子ども達と遊んでいない時の先生の表情に注目です。子どもと遊んでいないときは素の表情になっています。その時の表情疲れていないですか?その時も活き活きした表情なら楽しい園の可能性はありますね!

2.子どもの挨拶が子どもらしいか!

子どもらしい?ということがポイントです。これは私が経験しましたが、当時の主任が見学者が多くなる月に「見学者がくるから子ども達に挨拶するように言ってください」と指示が出ます。なので以前の園では子ども達に「お客さんが来たら挨拶するんだよ」と伝えていました。担任は「はい!挨拶するよ!」「大きな声ですると気持ちいいな!」などと言いますから、遊びは中断。初めて来る見学者は挨拶もすばらしいと勘違いされることも・・・。声を揃えて、大きな挨拶なら言わされていることも考えてください。本来の子どもは遊びに夢中になってたり、恥ずかしいと思ってたり、大人の目を気にせず伸び伸び過ごしていると思います。たまに近寄ってきて「こんにちは、おばさん誰?」(笑)と言われるくらいが健全な園な気がします。

3.部屋や廊下の壁面が伸び伸びして子どもらしいか!

この入園希望の見学が増える時期、当時の主任がはりきっていたのが壁面です。「見学者が来ますよ!壁面を頑張ってください!」と大号令がかかる。先生達は壁面を一斉に取りかかります。ベテランの先生はそれを予定に入れてあります。子どもの遊びや生活などは関係なし!主任の評価は、先生達に伝えられ主任が好きな作品は褒められる。大人が見て出来映えして、綺麗でかわいらしい作品です。なので、壁面は頑張り過ぎてない、歳相応な子どもらしい作品か見てみてください。頑張り過ぎてない壁面なら見ていてこちらも気持ち良いものです。

4.先生達の年齢のバランス

ベテランばかり、若い先生ばかりは危険です。ベテランが多いことはとても働きやすい職場ということなんですが新しい考えや保育が生まれにくい可能性もあります。毎年同じ保育をして安心している園もあります。

反対に若い先生が多い職場は明るいイメージがありますが、園に保育の軸が育ってないためコロコロと方針が変わっていく園もありました。どれも一長一短。理想は新任が毎年1人くらいいて、ベテラン、中堅、3年目、新任とバランスが良い配置の園が理想です。なかなかありませんが・・・。

5.見学いつでもOK!

見学がいつでもOKなとこは何を見てもいいですよってこと。自然な子どもの姿を見てくださいということです。反対に日時を決めて、集まって見学をする所は怪しいです。準備万端、用意周到。見学のために先生達が掃除して、片付けて、制作に追われて、先生も緊張して・・・。目の前の子どもは達は・・・。

電話をして「いつでも見てください」と元気な対応なら行ってみたいと思いませんか?

6.ホームページの子どもの顔を隠している

以前のブラック園は子どもの顔出しOKでした。理由を聞くと園のホームページは広告になるからだそうです・・・。今のご時世、悪意のある方が子どもの写真をどう使われるかわかりません。

自分の子どもの写真を広告や悪意のある方に使われたいですか?

ホームページは誰のため?

在園の子どもの成長につながるため、その保護者に成長を伝えるため、明るい未来のために使ってほしいと思います。

7.フリーの先生の方が若い

偏見かもしれませんが実際の話。加配で組む時に担任よりフリーの先生の歳が上だとなかなか担任は苦しいこともあります。一概には言えませんがフリーの先生がベテランだと担任と保育感が違うのでトラブルも多い…。これをつなげるのは主任ですが…。(以前のブラック園では同じように悪口大会になってしまい収集がつかなかった)なかなかトラブルになると大変💦ベテランはいろいろな思いを汲んでプラスαで動いてくれます。もしかすると、クラスの子どもの思いも汲み、担任以上の態度に・・・。こうなったら担任が潰れてしまう可能性もあります。

反対に若い先生は保育がまだ確立されてないこともあり、ストレートになんでも受け取り、その通りに動いてくれます。(言われたこと以上は動けませんが当然です)なかなか葛藤もあると思いますが、担任と一緒に保育感を作っていって欲しいと思います。

ベテランの先生がすべてという訳ではありません!スーパーフリーの先生もいます!黒子のように動き、気を使ってくれる保育の手助けをしてくれるベテランの先生もいます。過去にものすごくできる先生もいました!一長一短ですが、やっぱり確立で若いフリーの先生とうまくいく率が高い気がします。

※ベテランの先生、気を悪くしたら申し訳ありません。以前のブラック園では仲をこじらせる主任がいたのでこんな経験をしました。この項はただの確率と経験だけの話です(笑)私は若い先生とかベテラン先生とかは関係ないと思っています。どちらが優れているかという話ではありません。ベテランの先生いつもいろいろ考えてくれたありがとうございます!今は感謝!

8.自分の子どもを産んでも担任を続けてる

明らかに働きやすい職場ですね。子どもがいても担任ができることは素晴らしいですね😆

反対に子どもができたらフリーになるのは要注意!!!担任は仕事量きついですがフリーならできますよってこと。担任の仕事が大変過ぎるということです。そんな仕事量が多い担任に預けられますか?子どもがいても担任で働くことができる園なら安心して任せられますね。

9.おもちゃの手作りが半々

手作りのおもちゃは温かくて良いですよね。ただ手作りは時間も労力も必要…。その手作りをする時間と労力はどこからきてるのでしょうか。

本当に必要なものは手作りで!買えるものは買って、その余剰分を子どもと遊ぶ時間にしたいですね♪

10.園長と主任が仲が良い

園長と主任の思いが一致してるなら最強の園です!お互いが支え合い、向上心に溢れる関係を醸し出しているなら素晴らしい園です!

見分け方

・2人でいるときの話す主任の表情は笑顔か?

・2人でいるとき主任が率先して(オドオドして)動き過ぎてないか?

・質問に対する答えが一緒か?など、これすべて私です(笑)

以前のブラック園の園長といると顔が強張り、笑顔が自然ではありませんでした。

反対に確固な関係なら、素晴らしい園として機能しています。関係性をこっそり観察してみてください。

以上、O-SUNのブラック園の経験と個人的な偏見で考察してみました。

書いていた以前のブラック園の反対をすれば良いということに気付かされました(笑)反面教師でたくさん学べたな♪

今の園では子どものための園、先生達の園、開かれた園を目指して奮闘中です!

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