【休職記1】<1〜2ヶ月目>やってよかったこと
こんにちは。和泉です。
これまでの記事で、
ついに、自分自身がコントロールできなくなっていることを自覚し、休職に至るまでの過程をまとめています。
ここからは、休職後の記録です。
現時点で
2024年1月中旬から休んでいるので、休職丸3ヶ月です。
一般的には、
最初1ヶ月程度、とにかく休む
その後、再起する意思が芽生えたら、動く
という流れになるかと思うのですが、
まずは「とにかく休む」時期のお話をしたいと思います。
なお、自分の場合、
「とにかく休む」に慣れていなさすぎて
結局3ヶ月くらい、なにもしない時期が続いています。
そんな中で言われたことと、
やってよかったこと・悪かったことを、
まとめたいと思います。まずはよかったことから。
最初は「なにもしなくていい」
休職に入る際、
心療内科の先生や、会社の保健師さんから
最初に言われたのが、これでした。
「とにかく寝てていい」
「やりたいことがあったらやってもいい」
とも言われました。
しかし、人生で「なにもしない」時期がなかった自分。
いざ「なにもしないで寝てていい」と言われても、
なにをしていいか分からず。
とりあえず、
「やりたいことを探す」という思考にシフトしました。
結果、「内省する」という意味では、
「やりたいことを探す」スタンスで良かったのですが、
「休養」という意味では、活動しすぎたな
という感想です。
素直に「なにもせず寝る」を徹底して、
「やりたいことは無理に探さない」がベストと思いますが、
なにかしたいと思った時に、
「こんなことしたら良き」の参考になれば幸いです。
前提条件
仕事最優先の10年程度で、僕はこう変わっていました。
オタク趣味から足を洗う
ニコニコ動画は(γ)から、中高生の時はボカロばかり聞く、
アニメは幼少期から気づけば見ていて、ハルヒで覚醒
文化放送 超A&Gを聞きまくる声優オタ
……そんな青春でしたが、
大学以降、周囲にオタク友達がいなくなったことで、
すっかりアニメも見なくなりました。
アニメを追ってた最後が『境界の彼方』の時なので、
調べたら2013年の秋クールですね……もう10年前。涙。
全然どうでもいいんですが、この一覧見てたら、
懐かしくて泣けてきました。
不摂生な生活
運動する時間などなく、過去最高体重を更新。
大学→現在で、20kg弱増えてました。
さらに、酒に加えて、タバコも1日1箱吸う人間。
あとは、二郎も大好きです。
食べる・飲む・吸うを徹底することで、
おそらく日本トップクラスの「不摂生」に成り下がっていました。
してよかったこと
休職後、以下の3つは、予想できました。
時間がたくさんできる
お金は無くなる
人と会う機会が減る
これらを補うような行動ができればと考え、
その中で「してよかった」ことは4つありました。
コンテンツの大量摂取
全く視聴する機会がなくなっていた
「アニメをちゃんと見たい」と思ったので、
とにかく見まくりました。
放送中のものを追いながら、
過去、見たかったのに見れなかったアニメも含め
1ヶ月で計100話くらい見ました。
付随して、
久々にアニラジ・声優さんのラジオも聞き始めました。
さらに、ボカロ曲も漁り直し、聞きまくりました。
他にも、ドラマでも、YouTubeの動画でも、
なんでもOKなのですが、
「基本無料」で「インプットできる」ので、
気晴らしには最適でした。
さらに、自分が好きなものに囲まれる状況は、
自分自身を取り戻すのに非常に有効でした。
運動(宅トレ)
休職半月くらいした時、ふと、
「気晴らしに運動すれば?」
といろいろな人に言われてきたことを思い出しました。
また、義父母(70代)が、
「最近YouTubeで動画見て運動してる」
と言っていたことも。
一回やってみるか、と
なかやまきんに君さんと竹脇まりなさんの動画を見漁り
毎朝1時間程度、宅トレをするようになりました。
無料
きつい時は、なにも考えられなくなる
鍛えるごとに、ハードな運動ができるようになる達成感
「身体が引き締まる」というわかりやすい達成指標
気づけば見事に宅トレにハマり、
3ヶ月で5kg程度痩せました。
それ以上に、「結果を出せている」という事実が、
自己肯定感を高めるのに有効でした。
家事・自炊
ちょうど、妻が仕事忙しい時期だったので、
「家事はすべて僕がやろう」と思いました。
結果、
「おいしいものをつくる」「部屋をきれいにする」
といった、
生活水準を向上させることがいかに大変だったか
を知り、
「仕事にかまけすぎて、生活水準下げてたな」
と理解できたのが、一番の収穫でした。
さらに、特に自炊に関しては、
「食費が非常に浮く」のに加え、
「ヘルシーな食生活になる」ので、
不摂生の解消にも本当におすすめです。大変ですが……。
禁煙(減煙)
1日1箱=1ヶ月で3カートン・16,000円くらい、
タバコ代がかかっていた自分。
今後、お金が無くなることを考えると、
この16,000円は浮かせたい、と思いました。
ニコチンパッチを買い、禁煙頑張ったのですが、
結果、減煙程度になってしまいました。
ただ、月のタバコ代は3,000円程度に抑えられたので、
「出費を減らした」という点では、良しとしています。
(甘いですが……今後頑張ります)
※ もしかしたら、このタイミングで「なにかを大きく変える・我慢する」ことはやめた方が良い可能性もあるので、出費を減らすという点での、参考情報としてご覧ください。
よかったことのまとめ
上記のように、僕としては、大きく以下2つが、
仕事だけに意識を向けていた時の感覚から
変わることができた行動、と感じています。
自分自身を取り戻す行動
=好きなコンテンツを接種しまくる新しい自分を見つける行動
=これまでできなかったことをしてみる
(「宅トレ」「家事」「減煙」)
ただし、大前提として、休養初期は
「したいと思ったら、やる」
という時期であることを、忘れないようにしましょう。
長くなったので、次の記事で
「やらなくてよかったかもな」ということも
まとめたいと思うのですが、
特に2.の観点で
「なにかしなければいけない」と思って行動しても、
あまりいい結果は生まない……
というのが、この3ヶ月間で分かったことでした。
「やりたい」と思ったことをやってみて、
「続かないな」と思ったらやめる、
結果、なにもしない時間があってもOK
……くらいの心持ちで、最初はゆっくり休みましょう。
もし、参考になれば嬉しいです。
それでは、また次の記事で。