【LEGO®︎日記】大切なのは自分以外
私は仕事柄、企画の構想を練ったり、その全体像を描いたりすることが多いです。
そして、「どのようにしたらそのシチュエーションが最も有意義なものになるのか」を必死で考えます。
そうこうしているうちにイメージが膨らみ、いつの間にか「できそうだけど、それを実行する人にとっての負担が大きいコンテンツ」が頭に浮かんで、それらを企画の中身として詰め込もうとしてしまいがちです。
そんな私の「妄想」に同調してステージに上がってくれた人は、顔を紅潮させながら大きな声を張り上げて、その場を盛り上げることに全力を注いでくれています。
その一方で私は、そんなパフォーマーたちが、オーディエンスにできるだけ善く映るように準備をし、彼らの周りを飾ります。
でも、どうやら私は自分の企画に迷いや躊躇いを抱いているようで、飾りが途中からしなだれて、パフォーマーの一部を覆い隠してしまっています。
おかげで、身体中の血を頭に集めて力を振り絞ってくれているパフォーマーの魅力が、オーディエンスに伝わっていません。
ここは、元はと言えば私の妄想を形にして生み出した場所です。
ならば企画者である私には、その場を最高の状態に保ちながら、完結させる責任があります。
やるなら、やり切る。
やり切れないなら、妄想など捨て去って現実を直視する。
大切なのは「私の思い」ではなく、「私に協力してくれる人たちと、その場に参加してくれる人たちの満足感」なのですから。
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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。
ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。
ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。