【LEGO日記】降りのマナー
ある人が坂を登り詰めた後、踵を返して駆け降りて来た。
ものすごい形相で。
そして、かつての自分と同じように、「登っている人」に叫ぶ。
「この先には行かない方が良い!恐ろしく辛い!止めておけ!」
登っている人は、降って来た人に気圧されて、尻餅をついている。そして怖気付いてしまい、降って来た人の背中を追うように、坂を降り始めてしまうかもしれない。
自分はまだ、登り坂の途中なのに。
さて、この「降って来た人」が果たした役割とは、一体何なのだろうか?
「登っていこうとする人」が味わう辛苦や、時間のロスを防いでくれた?
私には、自分の経験を主観的なまま投げつけて、その人の経験値が増えるのを阻んだだけのように思える。
「登っていた人」が降るときに、「登って行く人」と出会ったら、半身で交わして会釈をし、過ぎゆく背中に励ましの言葉を送るだけで十分だと感じる。
「登って行く人」にとっては、そんな降りのマナーに触れることが、先に進むためのモチベーションになるだろう。
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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。
ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。
ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。