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中学公民-2 人権思想の発達と日本国憲法

Ⅰ人権思想の広がり

イギリスのロック、フランスのモンテスキュールソーの思想

市民革命や各国の憲法に大きな影響を与えた


ワイマール憲法

1919年にドイツで制定された憲法

世界で最初に社会権を保障した憲法


Ⅱ市民革命と人権に関する宣言

イギリスの権利章典(1689年)

アメリカ独立宣言(1776年)

フランス人権宣言(1789年)


Ⅲ日本国憲法の基本原理

大日本帝国憲法

人権は臣民の権利として法律で制限されました


日本国憲法

1946年11月3日に公布 1947年5月3日に施行

GHQの指導で制定された


国民は「法の下(もと)の平等」が保障されている


象徴天皇制

天皇の地位は日本国と日本国民統合の象徴(しょうちょう)とされている

政治についての決定権を持たず憲法に定める国事行為(こうじこうい)を行う


日本国憲法の三大原則

国民主権:国の政治を国民の代表が行う

平和主義:交戦権の否認 戦争の放棄 憲法第9条にて規定

基本的人権の尊重(そんちょう):自由権社会権平等権などの権利


憲法改正の手続き

国民投票法によって定められています

1国会に憲法改正案が提出される

2衆議院と参議院の両方で総議員の2/3以上の賛成を得る

3憲法改正の発議

4国民投票により有効投票の過半数の賛成


Ⅳ日本の平和主義

自衛隊

日本を防衛するために作られた組織

災害派遣や国連平和維持活動PKO)への参加もあります


非核三原則

核兵器を「持たず 作らず 持ち込ませず」という原則


沖縄とアメリカ軍基地

沖縄は1972年までアメリカの統治下におかれていた

沖縄県に多くのアメリカ軍基地がおかれている(約75%)

日米安全保障条約によって日本の領域内にアメリカ軍が駐留している


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