中学公民-4 民主主義の理念と選挙の基本原則
Ⅰ民主主義の原理
アメリカ大統領リンカーンの言葉
人民の人民による人民のための政治
議会制(ぎかいせい)民主主義
国民が選挙で選んだ代表者が議会で話し合って決める政治
多数決(たすうけつ)
多数を占める意見で議論の決着をつける方法
民主主義の基本的な原理の一つ
多数決を行う上でも少数意見の尊重は大切です
直接(ちょくせつ)民主制
国民や住民が直接選挙を行う方法
人数が多いと議論が難しい
間接(かんせつ)民主制
代表者を選出してものごとの決定を行う方法
議会制民主主義と同じ意味です
Ⅱ選挙の基本原則
普通選挙:20歳以上全員
平等選挙:1人1票
直接選挙:直接候補者に投票する
秘密選挙:無記名で投票
選挙のルールは公職(こうしょく)選挙法に基づいて規定されています
運営は選挙管理委員会が行います
小選挙区制
1つの選挙区で1人の代表を選ぶ制度です
大きな政党にとって有利な制度になります
2人以上を選ぶ場合は大選挙区制といいます
比例代表制
得票数に応じて各政党へ議席を分配する仕組み
教科書の表や説明を見て分配方法を確認して下さい
死票(しひょう)
当選者以外に投票された票のこと
小選挙区制の場合は多くなる傾向がある
一票の格差
衆議院の小選挙区の議員1人当たりの有権者数は地域ごとに異なります
一票の重みが大きく異なることは「法の下の平等」に反するという意見があります
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