共テや私大の地理Bでコスパとタイパ良く高得点を取る勉強法
注意
私立大学で地理Bを選択できる大学が少ないので、あらかじめ志望学部の選択科目を確かめておきましょう。
多くの私立大学を受験する予定あれば、日本史Bや世界史Bを選択してください。
特に文学部などの人文学系は地理Bが選択できない傾向が強いです。
地理の特徴
地理は地誌(地域ごとに勉強をする:アジア、ヨーロッパetc)と系統地理(分野ごとに勉強をする:工業、農業、気候etc)に分かれています。
この2つの分野は別々な分野ではなく、ある1つの物事を2つの視点で勉強するものであると考えて下さい。
地図の知識や地図の読み取りが必要になることが多いので、勉強をするときは地図帳を手元において勉強をする必要があるのも特徴です。他の科目以上に教科書以外の資料が必要になる科目でもあります。
1,2年生向けのスケジュール
2年までは定期テストや長期休暇の時期を使って復習をするくらいで大丈夫です。英数を中心に勉強をしてください。
英数の勉強に余裕がある文系生であれば、3年にあがるまでに定期テストで80点分くらい取れるような復習をを終わらせてください。テストを解きなおして80点取れればよしとして大丈夫です。
授業がない方は英語と数学に時間を割きましょう。地理は3年から頑張っても十分に間に合います。
社会科を2科目使う場合は日本史Bや世界史Bを選択した場合、そちらを2年の冬休み明けから勉強しましょう。
理系の方は理科の勉強や数学のさらなる問題演習を優先してください!
英数が完成していれば、3年の夏からでも間に合います。
3年生の勉強スケジュール
目安ではありますが、今までの授業や難易度が低い問題集を使って、夏休み明けまでにセンターで60点が取れるように勉強しましょう。
それ以降は頑張って85点が取れるように勉強をすれば大丈夫です。後は大学の過去問にに合わせて勉強をすれば合格点が取れます。
共通テストを目安にすると、地理Bは80点までは日本史Bや世界史Bよりも簡単に早く取れますが、90点以上を安定して取るのは難しい科目です。
そのため、85点が取れた段階で、他の科目に学習時間を振り分けましょう。
また、私大の場合は共通テストや国公立大学の個別試験と異なり、知識の量で勝負する入試問題が多いです。
そのため、過去問をチェックして、どのようなタイプの問題が出るのかをしっかり確認しましょう!
地理選択の注意点と対策
地図帳を使う際:地図帳には大量の地名が載っているので、覚えるべき用語を絞ることができません。そこで、教科書や参考書等を見ながら地図帳を見て、出てきた用語のみに印をつけることをお勧めします。入試に出てきそうなところだけを網羅した地図帳が出来上がります。
統計問題の対策:地理には統計資料や地図等の読み取りが数多く出題されます。過去問の演習はしっかり行って問題の解き慣れを作ってください。
知識量よりも読み取りのうまさで得点が決まる問題も多いです(特に共通テストや国立2次)。その点も気を付けて勉強をしてみて下さい。
共通テストやセンター試験の過去問は良問が多いので、3年の夏休み以降は過去問や過去問を分野別に編集した問題集を解きましょう。
理系の共通テスト使用がおすすめ!
資料や地図の読み取りが多く、必要な知識量が日本史Bや世界史Bや倫理・政治経済よりも少ないです。
そのため、理系の方は地理Bを選択すると、共通テストの負担が減ります。
社会にかける時間が少なくてすむので、残りの時間を数学や理科に割くきましょう!
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