中学公民-18 公害と環境、日本経済とグローバル化
Ⅰ公害と環境
公害(こうがい):経済活動によって発生する環境破壊のことです
日本では1960年代の高度経済成長期に公害が多く発生しました
健康で持続可能な暮らしを目指して
四大公害病 :高度経済成長期に深刻化した公害病です
イタイイタイ病:水質汚濁(すいしつおだく)
水俣(みなまた)病:水質汚濁
四日市ぜんそく:大気汚染(たいきおせん)
新潟水俣病:水質汚濁
裁判では患者側が勝利しました
他にも土壌汚染(どじょうおせん)や騒音(そうおん)、地盤沈下(じばんちんか)の被害も各地で発生しました。
環境保全の取り組み
1993年:環境基本法
慣行保全に対する社会全体の責務を明らかにする法律
循環型社会
リデュース(使用量を減らす)
リユース(再移用する)
リサイクル(原料の再生利用)
これまで廃棄していたものをできるだけ使う社会のことです
Ⅱ日本経済とグローバル化
経済のグローバル化によってものやお金が国境を越えて自由に移動するようになった
国際競争が激しくなったために様々な問題も発生しています
為替相場(かわせそうば)と円高
日本の「円」と海外の通貨を交換するときの比率を為替相場といいます
円の価値が高くなるのが円高(えんだか)
1ドル100円から1ドル80円に変化 円の価値が高くなる
円の価値が低くなるのが円安(えんやす)
1ドル100円から1ドル120円に変化 円の価値が低くなる
産業の空洞化
製造業の企業が、工場を物価の安い海外に移転させることです
失業者の増加や技術の衰退など国内産業がふるわなくなります。
日本の食糧自給率について
外国産の安い農産物や魚介類の輸入が増えた
日本の食糧自給率は低下しています
小麦や大豆は輸入が多いです
円高の影響:輸入に有利・輸出に不利
1万円のお小遣いで海外に行くと1万円以上の買い物ができる
海外に100万円の商品を輸出すると100万円以上の価格で売らないといけない
円安の影響:輸入に不利・輸出に有利
1万円のお小遣いで海外に行くと1万円以下の買い物しかできない
海外に100万円の商品を輸出すると100万円以下の価格で売ることができる
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