日本史B 中世7 室町幕府(前編)
Ⅰ初代将軍 足利尊氏の時代
建武式目(けんむしきもく)の制定(1336年)
室町幕府の基本法典(建武の新政の際に出されたものではない)
御成敗式目は廃止されない
観応の擾乱(かんのうのじょうらん)
弟の足利直義(ただよし)との対立の結果起こった
足利直義は殺害される
Ⅱ3代将軍 足利義満(よしみつ)の時代
南北朝の合体
吉野の天皇(南朝)が京都の天皇(北朝)に皇位を譲る形で収束させた
有力守護大名の勢力削減
明徳(めいとく)の乱
山名(やまな)氏の勢力削減
応永(おうえい)の乱
大内(おおうち)氏の勢力削減
応永の乱は4代将軍義持(よしもち)の時代ですが、勢力削減を行ったのは義満
Ⅲ室町幕府の組織形態
管領(かんれい):将軍の補佐行う
細川・斯波(しば)・畠山(はたけやま)の三氏から選ばれ。これを三管領(さんかんれい)という
侍所:京都市中の警備を行う 長官は所司(しょし)と呼ばれる
所司は京極(きょうごく)・山名(やまな)・赤松(あかまつ)・一色(いっしき)の四職(ししき)から選ばれた
政所・評定衆・引付衆のように鎌倉幕府と同じ名称の役職もあった
鎌倉府:関東の統制機関 統括は鎌倉公方(くぼう)
関東管領:鎌倉公方の補佐 上杉氏が世襲する
Ⅳ室町幕府の経済基盤
室町幕府の領土は小さいため様々な方法で税金を集めた
御料所(ごりょうしょ) :幕府の直轄領
段銭(たんせん)・棟別銭(たなべつせん):土地や家屋に課税する
土倉役(どそうやく)・酒屋役(さかややく):金融業者に課税する
関銭(せきせん)・津料(つりょう):陸上・水上交通の税
分一銭(ぶいちせん):自らの債務を帳消しにしてもらうためのお金(徳政令の発布料)
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