最近の読書記録:2024年11月前半
こんにちは。Nyupyです。
気温差が激しい日々で、鼻炎になっちゃいました。気温差のせいだと思っているけど、秋花粉の可能性もあるのかな。
秋晴れに誘われてお出かけも増えたので、最近の読書は少な目。
東野圭吾のガリレオシリーズを再読し始めて、止まらない日々です。
なので読書記録は東野圭吾祭りみたいになっている(笑)
20年近く前に読んだ本はディティールは覚えていても詳細は忘れているし、私の年齢や環境も変わっているので感じることが違っていて、不思議な感覚だった。私も成長(変化?)しているってことだな。
2024年10月後半に読んだ本
『探偵ガリレオ』 著:東野圭吾
おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:湯川先生登場
湯川先生と草薙刑事のタッグが組まれた最初のお話。
科学の知識で事件を解決していく内容は理系技術者の私にとってとても面白かった。レーザー、衝撃波、超音波、金属ナトリウム、液体窒素、屈折率。
基本的知識のない人でも楽しめ、知識のある人をうならせる。
東野圭吾の力量が技術を上回った傑作ミステリーだった。
『予知夢』 著:東野圭吾
おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:科学は嘘をつかない
ガリレオシリーズ、第2弾
今回も湯川先生が科学の知識で事件の謎を解き明かす短編集
今回はネタにご苦労されたのか、科学に工夫を加えたアイデアが多かったように思う。短編という文字制限があるから大きな仕掛けを盛り込みにくいのかな。と書きつつ、やはり面白かった。
頭の中で仕掛けの設計図を描き、工作するなら何が必要かなと考えてしまうのは、絵が浮かぶ秀作だからだろう。
『容疑者Xの献身』 著:東野圭吾
おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:真実を解明せずにはいられない科学者は哀しい真相にたどり着く
再読。
発刊当時に読んだが、今回ガリレオシリーズを通読するために改めて読了。
それぞれの思いやりと思考が交差する、読み応えのあるお話だった。
『ガリレオの苦悩』 著:東野圭吾
おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:湯川先生に関わる人が!
ガリレオシリーズ、第4弾
5つの短編小説集。中には100ページを超えるお話が2つあり、とても読みごたえがった。科学+ミステリーがしっかり融合するにはそれなりのページ数があった方が面白い。
『仮縫』 著:有吉佐和子
おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:本当に60年前の作品なの?1ミリも古くない。
雑誌の書評欄に掲載されていて気になって読んだ作品。
初版は1963年、びっくりだ。
今読んでも古くない。
デザイン、洋服にまつわる人間模様は映画(プラダを着た悪魔など)やマンガ(デザイナー、リアルクローズなど)にも多いが、昭和中期でも変わらない戦いがあり、切磋琢磨している。デジタルが人の生活に大きな影響を与えているが、人の欲望や思考回路は大きく変わっていないのだと思い知らされる作品だった。
これまでの読書記録はこちらです
ご興味があれば読んでもらえると嬉しいです
https://note.com/nyupy/m/mb0bbaa53ed1d